小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」の人気連載「Sexy ZoneのQ&Aステーション」。毎回セクゾのメンバーが読者からの質問に答えてくれます。2月号では菊池風磨くんが、「スポーツも勉強もいまいちで、長女なのに情けない」と悩む読者の質問について、「長男」の立場から回答してくれました。
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【質問】
私には妹と弟がいて、3人ともバドミントンを頑張っています。妹と弟は県外の強豪校へ進みましたが、私は結果が出せず地元に残りました。バドミントンも勉強もいまいち。長女なのに情けないなと思います。どうすれば自分の武器を見つけることができますか?(peach ・15歳)
【回答】
僕も長男だから、「長女なのに」って思っちゃう気持ちはよくわかる。でも家族でも「人は人」だし、これから長い人生、バドミントン以外の部分できょうだいを引っ張っていくことって絶対にあるから、自分にそんなプレッシャーを与えなくてもいいんじゃないかな。
僕も12、13歳のころは、まさに「なんもねぇなあ、俺」って思ってました。野球も、水泳も、空手も、柔道も、バスケもやったけど、どれもパッとしなかった。唯一、この仕事だけが、運にも恵まれて続いてるんですよね(笑い)。……って、ずっとそう思ってきたけど、今思い返すと俺、ほかにも武器を持ってたなぁって思う。信用できる友達がいる、とかね。それも立派な武器だから。
今は勉強やスポーツの成績だったり、かわいい、オシャレとか、わかりやすいものに目が行きがちなんだろうけど、何にもやることがないからゲームをやり続けてた俺の友達は、ゲーム会社に就職した(笑い)。ホントに何が武器になるかわからないから、視野を広く持って、好きなこととか得意なことをどんどんやってみたらいいんじゃない? そもそも「武器を持たなきゃ」って思えてるpeachちゃんの真面目さだって、十分武器になっていくんだから。
自分らしい「好き」を見つけるには、まずは自分の欲求にまっすぐに。でも単にわがままに追求するんじゃなくて、学校の勉強はちゃんとするとか筋を通しつつ、自分に合うものを見つけよう。俺もジャニーズに入るとき、「大学は卒業する」っていう祖父との約束を必死で守ってきて、その体験は俺の武器になってる。俺にもできたから、peachちゃんにもできるはず! 楽しんで探してね。
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