校長 角田 秀明 東京都北区中里3-12-1 TEL.03-3917-1121
公式サイト http://www.seig-boys.org/
本校では、従来から授業と学校行事の中で探究PBL学習を行い多くの成果をあげてきました。中2から高2まで毎年行われている宿泊行事はその最たるものです。35年に亘って実施されている中3の農村体験学習では、昨年糸魚川周辺地域の活性化というテーマでクラウドファンディングを成功させ「糸魚川ガイドブック」を1500部発行しました。生徒たちは、行事の前後数ヶ月に亘って試行錯誤し失敗の体験を重ねることで、こうした成果をあげているのです。
探究PBL学習は、大学進学にもいい影響を与えています。本校では、高2から志望理由書を書き始めますが、「なぜ行きたいのか、何を学びたいか」をしっかり捉えている生徒が増えています。自分のやりたいことが見えてくる、大学名ではなくやりたいことで選択するようになり、選択肢が広がった結果、2020年は世界100位に入る海外難関大学にも多くの進学実績が出ました。その一人、ペンシルバニア大学に進学する生徒は、成績優秀でバスケ部でも部長として活躍する生徒でしたが、カンボジアでのPBL型海外研修(ソーシャルビジネス支援活動)で味わった失敗体験から人間的にさらに大きく成長した結果、多数の海外有名大学で合格を勝ち取りました。
学校休校という事態にもいち早くオンライン授業で対応していますが、2021年度には、イマージョン・STEAM・リベラルアーツ・プロジェクトを独自に行う、高校グローバルイノベーションクラスも開設予定で、今後も意欲的に新時代を切り開く力を育てていきます。
校長 德山 斉 千葉県松戸市上本郷2-3621 TEL.047-362-9102
公式サイト https://www.senshu-u-matsudo.ed.jp/
専修大学の建学の精神である「報恩奉仕」に基づき、「社会に貢献できる知性豊かな人材の育成」を目指しています。近年は急速にグローバル化が進展していることから、実践的な英語教育に取り組んでいることも際立った特長と言えるでしょう。
それを象徴するのが中3のアメリカ・ネブラスカ州への2週間の修学旅行です。現地の子どもたちと一緒に体験型サマースクールに参加するほか、修学旅行の前年から現地の姉妹校の中学生と文通をしてペンパルの家庭にホームステイするなど、英語を使って様々な経験をします。
帰国後も、日本の大学に留学中の外国人学生と英語で交流するISAプログラムを開催。昨秋からは世界100カ国以上の講師のレッスンが受けられるオンライン英会話もスタートしました。
国際性を養うには、語学力だけでなく日本人としてのアイデンティティも大切ですから、田植えや稲刈りを体験するフィールドワークや能や歌舞伎などの芸術鑑賞会も開催しています。
専修大松戸は進学校であり、専修大学には約1割、あとの9割は他大学に進みます。
カリキュラムでは主要5教科の内容を再編して、理解しやすく効率的な先取り学習を導入。特に数学と英語は中1からこまめな小テストや週2回の放課後講座を実施。中2から習熟度別の授業を行い、中3からは選抜のⅠ類と一般のⅡ類にクラスが分かれます。
大学選びについても丁寧に指導しており、たとえば高3生に対しては、約40大学を招いて個別相談会を実施しています。こうした結果、難関国公立や早慶上智理科大、GMARCHの合格者を多数輩出するなど、例年実績を上げています。