1978年創設の本校は、全寮制、中高一貫、全人英才教育を特長としています。キャンパス内に中高男子、中学女子、高校女子の３棟があり、親元を離れ、同年代の仲間と協力しながらすべての問題に対応する寮生活は、それ自体が探究的な学びと言えるでしょう。
　英語教育にも力を入れています。中２で２週間、高１で３週間の全生徒参加するイギリス英語研修があり、前半はカレッジで寮生活、後半はホームスティをしてイギリスの文化やマナーも学びます。学内にはネイティブ講師が７人在籍しているほか、年３回の英検を全員が受験。卒業までにほとんどが２級に合格しており、準１級合格者も少なくありません。英語力を生かして難関大に合格する生徒も増えています。
　基本的に中高一貫制ですが、高校入学も可能。国語、数学、英語の３科目受験に加えて、２０２１年度からは英語だけで受験できる高校入試を新設します。　
　高校卒業後の進学先は医学部が多いことも本校の伝統です。志望する医学部別に詳細な対策を講じているだけでなく、先輩が面接や小論文試験について記録した「受験報告書」もあります。加えて、近年の臨床の現場ではチーム医療が中心になっていますが、本校の生徒は寮生活によって協調性やコミュニケーション力が磨かれているので、医師になってからもそれが大いに役立つようです。