校長 真下 峯子 東京都世田谷区太子堂1-7-57 TEL.03-3411-5115
公式サイト https://jhs.swu.ac.jp/
本校では2016年度から「SHOWA NEXT」という新カリキュラムを導入しています。その成果か、生徒たちはどんどんと自信をつけ、明るく元気に様々なことにチャレンジしています。この様子が外部にも知られ、ここ2、3年で入学志願者が急増。2019年度は約500人、2020年度は約1300人という応募者数となりました。
探究的な学びとして、中1と中3に「私の研究」を設定。自分でSDGsに関するテーマを定め、文献やインターネットなどで基礎知識を得た後、対象の場所に行き、現場の状況を体感して課題解決法を考えます。中2は全員参加のボストン研修で同様の研究を行います。こうして自主的に学ぶ方法を身につけ、高校の「サービスラーニング」に結びつけます。
「サービスラーニング」は地域社会対象のプログラムで、保育所や商店街などでボランティア活動を行い、各課題の改善策を提案します。この取り組みは2019年度文部科学省「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」に採択されました。
大学受験に関しては個別最適化を重視、生徒一人ひとりの希望を叶えられるように徹底的に個別支援しています。来春はグローバルクラスの最初の卒業生が出ますので、海外大学も選択肢になるでしょう。本校の卒業生が世界に羽ばたくことを大いに期待しています。
校長 藤村 富士男 東京都江東区清澄2-3-15 TEL.03-3642-8041
公式サイト https://www.nakamura.ed.jp/
本校は、明治の歌人・与謝野晶子が校歌を作詞した、女子の伝統校です。規模の小さい学校ですが、この環境を活かしたきめ細かい指導を行っているのが特長です。たとえば大学の総合型、学校推薦型選抜を希望する受験生には生徒一人ひとりに担任とは別の教員がつき、エントリーシートの書き方から面接、小論文対策までサポート。このほか、夜8時まで教室を開放したり、夏期冬期講習や1週間の学習合宿を実施します。カリキュラムでは2020年度から「キャリア探究」という新科目を開始。生徒が自由にテーマを設定して、その成果を発表する機会と、江東区の企業と連携したPBL(問題解決型学習)する機会を設けています。
昨年度からテストでは測れない非認知型「智力」の養成にも取り組んでおり、国際性や人間関係構築力、思考力、判断力などを身につけていきますが、今年度から「サイクルを回す力」を追加。これは、PDCAやAARなどのサイクルや、問いを立て、情報を収集して、整理してまとめる、そしてまた問いを立て直すという探究のサイクルを生徒が自分自身で回し続ける力です。探究学習に必要であるだけでなく、大学生や社会人になってからも役立つでしょう。また、この力を備えるには自分を客観視して、評価できなければなりません。成功しても失敗しても、そのポイントを冷静に分析する。こうした振り返りから次につなげることが大切であり、ステップアップに挑む糧になると考えます。