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最新中学受験ナビ 選ばれる私学 探究的学びと大学進学 寮のある学校編

秀光中学校・仙台育英学園高等学校

校長 加藤 雄彦  仙台市宮城野区宮城野2-4-1 TEL.022-256-4141
公式サイト https://www.sendaiikuei.ed.jp/shukoh/

建学の精神は「至誠」
「質実剛健」「自治進取」

 毎年夏、カナダでのグローバルリーダーシップ研修を終えた中学3年生の成長ぶりには心を打たれます。希望者全員が参加できる2週間のプログラムで、たとえばホームレス問題とどう向き合うべきか、世界中から集まった同年代の仲間と英語で話し合い、課題解決法を英語で発表します。多感な時期に世界の広さと多様性に触れることで、帰国後の生きる姿勢はぐっと引き締まります。
 生き方に関して、本校は建学の精神に「至誠」「質実剛健」「自治進取」を掲げています。人間には真心が備わっており、誠実にたくましく、自ら進んで物事に取り組むという考え方です。本校は社会奉仕クラブ「インターアクトクラブ」を日本で最初に発足しており、この活動を通して他者のために尽くす行動の大切さを学びます。
 人間性を育む点では、ドミトリーも大きな役割を果たしています。主に県外出身の生徒が使う寮では、自身で掃除と洗濯をこなし、地域の清掃活動やグループ学習も実施。校外の集団行動を通じてコミュニケーション能力も高まります。大学生が支援役のチューターを務めるため、学習面でも生活面でも年上の人間から多くを学び取る経験が積めます。

併設の仙台育英学園高には
七つのコースを用意

 知識詰め込み型の教育では大学進学が目的化し、入学後に目標を失う傾向にある──本校はそう考え、「学びの楽しさ」を感じ、「学び方を学ぶ力」を育む国際バカロレア(以下IB)の認定校となりました。
 IB教育の特徴は、好奇心を刺激する探究型の学びを重視し、教科横断型の授業を展開していくこと。たとえば現代文と物理を交ぜ合わせて俳句に登場する音をイメージして創造する取り組みや、「デザイン」と呼ばれる技術家庭と美術を組み合わせ、それぞれが身につけた栄養と健康の知識をポスターに仕立てて発表するような活動を行っています。知識を有機的に結びつける「学び方を学ぶ力」を養うのが目的の一つで、その過程こそが「学びの楽しさ」を生み出します。
 中学生では特に「学び方を学ぶ力」を定着させるため、どの授業も同じ流れを基本としています。テーマや学習方法を伝える「シラバス」、グループワークを含めた「学び」、学習内容をプレゼンテーションなどで整理する「評価」、何を学んだかを自省する「振り返り」の順序で実施。授業冒頭で示された行き先に向かって複数の視点で考え、話し合い、発表する反復を通して、探究心や知識、思考力などが育まれています。
 中学で体感する「知ることについて知る」喜びは多岐にわたるため、それだけの受け皿も用意しています。2021年4月から併設校となる仙台育英学園高等学校にはIB教育を実施する「秀光コース」や英語で授業を行う「外国語コース」、名門大学への入学を見据えた「特別進学コース」など七つのコースを設置。豊富な進路を提示し、一人ひとりの未来へ続く道を丁寧にサポートしています。

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提供:秀光中学校・仙台育英学園高等学校