校長 塩貝 省吾 京都府京都市左京区永観堂町51 TEL.075-771-9121(代)
公式サイト http://www.higashiyama.ed.jp/
創立152年、浄土宗総本山・知恩院を母体とし、関西で最も長い歴史を持つ。代々、学校長には僧侶が就任し、不変の真理探究を基盤に学ぶ。
男子校であることにもこだわる。子どもから大人になる時期の男子の心理を知り尽くした教師陣が、一人ひとりを見守る姿勢に定評があり、志願者数を増やしている。
教育目標には「セルフ・リーダーシップ」と命名された、自ら考えて行動することを掲げる。
「人は根が大事です。私たちは目に見えないけれど人を支える力を『土台力』と呼び、たいせつに育てることをともに学んでいます」と塩貝省吾校長は語る。
探究型学習が充実していることも注目されている。「東山チャレンジ」と呼ばれる生徒自らが企画し、学校が資金面なども含め支援し、ときには海外まで赴いて研究活動するプログラムが推進されている。また、生徒が自主的に立ち上げ、大学教授を招いての研究に取り組むサークル「脳科学研究会」など、授業をはるかに超えたレベルでの活躍が目立つ。
進学実績も年々伸長の一途をたどる。10年前比で、国公立合格者数は約2倍、医学部進学数は約3倍にもなった。年次による高低がなく、着実に実績が伸びているのが特徴。ここにも同校の「土台力」の強さが表れている。