【Vol.6】城西大学 多様な視点を尊重した学び 時代は「競争」から「協創」へ

他者を尊重しながら
課題に取り組める学生に

城西大学学長・藤野陽三
城西大学学長・藤野陽三

―――時代が大きく変化していく中、思い描く大学のあり方とは?

藤野:グローバル時代で情報は一瞬で世界中に伝わり、ビジネスの国境もなくなりつつあります。しかしグローバルになったことで国同士の摩擦などの問題が出てきたのも事実。競争社会を生き残る強さが注目されがちですが、いずれ「競争」ばかりでは立ちゆかなくなるでしょう。これからは違いを認めて相手を尊重し、力を合わせて何かを作り上げていく「協創」が求められる時代になると考えています。

 さまざまな地域から、いろいろなタイプの学生が集まる大学は、「協創心」を育てるのにぴったりの場。整備中の「23号館(JOSAI HUB)」には、開放的な講義室やベンチを備えた広いオープンスペース、自習スペースを設けました。全てがガラス張りで、人の気配を感じられます。城西大学の建学の精神は「学問による人間形成」です。学生が立ち止まって集いたくなるキャンパス空間で、学生の「協創力」を育成していきます。

整備中の「23号館(JOSAI HUB)」
整備中の「23号館(JOSAI HUB)」

―――学部を超えた取り組みや、地域連携にも積極的ですね。

藤野:2021年4月に発足したAIを用いた研究をサポートする「数理・データサイエンスセンター」での講義は、学部に関係なく履修することができます。文理の壁を越えた学生たちが、社会課題のデータを共に分析して発表するなどしています。

 薬学部の薬科学科が医薬品に関する研究をし、それを普及させるために経営学部がマネジメント面をサポートしたり、管理栄養士を養成する医療栄養学科が、駅伝などのスポーツをする学生に体をケアする食品のアドバイスをしたり、薬学部があるからこそできるコラボも特徴です。

産官学の地域連携で
交流が生まれる拠点に

地域連携として取り組む「梅凛カフェ」
地域連携として取り組む「梅凛カフェ」

藤野:埼玉県にある東武東上線と西武線沿線の大学20校と自治体、企業が連携して地域活性化を目指す「TJUP(ティージェイアップ)」に参加しています。子育てや防災など地域に密着したセミナーを行ったり、イベントを企画したり、ひとつの大学ではできないことも複数の大学が集まることで実現できるのがメリットです。

 私の専門は「橋」です。ブリッジングとはつなぐこと。今は学長として、学生や教職員、地域など、いろいろな立場の人と人をつないでいくことが使命です。大学で、立場の違う人とさまざまな意見を交わし、協創力を駆使して何かを成し遂げる喜びを知った学生は、地域から世界まで、さまざまな場に羽ばたいて活躍することでしょう。

藤野陽三
城西大学学長

2020年4月、城西大学学長に就任。22年から城西短期大学学長を兼務。専門は橋。特に長大橋梁の計画・設計・建設・保全防災。レインボーブリッジなど内外の橋にも深く関わる。


城西大学

■坂戸キャンパス/埼玉県坂戸市けやき台1-1
■東京紀尾井町キャンパス 
1号棟 (城西大学・城西短期大学)/東京都千代田区紀尾井町3-26
3号棟 (理学部数学科)/東京都千代田区平河町2-3-20

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文:米原晶子 イラスト:大原沙弥香 デザイン:佐藤ジョウタ+鈴木マサル(iroiroinc.) 写真提供:城西大学

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