企画・制作/株式会社シーエム〈PR〉
アウトプットの場が多い学びで
100%の進路決定率を実現
東京家政学院中学校では全学年の生徒が取材に励み、理解したことなどを形にして発信する。教育研究係主任の川邊健司先生は説明する。
「10年ほど前からチームで得た体験知をアウトプットする機会を増やしました。アウトプットによってより論理的思考力や表現力が養われている実感があります」
中学1、2年生が7、8人の縦割り班で取り組むのが「ポスタビ」だ。学校のある東京都千代田区の企業や個人商店、社会人を訪れる活動で、働くうえでの信念や地域への愛着などに耳を傾ける。一枚のポスターを制作する「旅」である「ポスタビ」を通じて生徒たちは自立心も伸ばす。川邊先生が言う。
「取材内容の検討から、ポスターの構図やキャッチコピーの制作など、ほとんどの過程を生徒たちだけで行います。取材を通して、生徒たちは『どんな人間に成長したいのか』にも真剣に向き合います」
「8つの知能」を
細かく評価
中学3年生では千代田区内にある企業のSDGsの取り組みを取材。記事と動画を制作して発表する「SDGsクリエイティブプロジェクト」を通して持続可能な社会の実現への意識を強める。探究的な「SDGsプログラム」は高校2年生まで行われ、社会課題を身近なものに感じながら、日頃の学びと結びつけていく。2023年1月には「ESD(持続可能な開発のための教育)」が認められ、最も優れた学校の実践に対して授与される「ESD大賞 文部科学大臣賞」を受賞している。
持続可能な社会と探究を意識した普段の学習では、「8つの知能」と言われる「マルチプル・インテリジェンス」を細かく評価することを大切にしている。川邊先生は話す。
「マルチプル・インテリジェンスは『言語的知能』『論理的知能』『空間的・視覚的知能』『身体的・運動的知能』『リズム・音楽的知能』『対人関係の知能』『内観の知能』『自然・環境の知能」というもの。能力の凸凹がその人の個性であり、特に秀でている部分で社会に貢献してほしいと考えています」
アウトプットの場が多く、個性を伸ばす教育は進学実績に確実に結びついている。2022年度の進路決定率は100%。6年間で「知識」「徳性」「技術」を伸ばした卒業生たちが充実した未来に羽ばたいた。
主体性を大切にする学校
黒崎愛子 さん
日本女子大学文学部史学科
自主性を重んじる点と先生方のサポートが手厚い点が魅力です。私は高校2年生のとき、生徒会長として入試説明会のための団体をつくりたいと考えました。その際に先生方はご助言くださり、必要な支援をしてくださいました。また、授業などでわからない点があれば職員室前にあるホワイトボードで詳しく説明してくださるなど学習面でのサポートも大きく、私は通塾せずに大学に合格することができました。東京家政学院は、6年間で育んだ主体性を大切にしてくれ、自分のやりたいことが見つかる学校だと思います。
川邊 健司
社会科教諭
教育研究係主任
❶中学1、2年生が「ポスタビ」の活動で仕上げたポスター。完成までとことん「伝える」に向き合う ❷❸GPA(Global Presentation Award)は中学1年生から高校2年生までがSDGsに関する探究活動の成果を発表する場 ❹❺中学校では全学年の生徒が「8つの知能」を生かしながら取材に励み、社会と関わり合う
提供:東京家政学院中学校・高等学校
少人数制の強みを活かした教育で
自ら考え、問題解決スキルを身につける
創立114年の歴史があり、「機に応じて活動できる女性の育成」という建学の精神に基づいた教育活動を行っている中村中学校・高等学校。
学びの成果を点数や偏差値で数値化できる「認知型学力」向上に加え、批判的思考力や文化・歴史への洞察力、課題解決力、協働力などの「非認知型智力」を身につける教育に力を入れています。
「少人数の強みを活かし、中学時から探究活動などに取り組むことで、先行きが見えない将来に対応できるようにしていこうと考えています」(長野裕樹教諭)
中学1年で地元・深川の歴史を学び、2年には国内サマースクールでネイティブスピーカーに対して英語で深川の街を紹介。本格的に学ぶのは中学3年からで、地域に目を向けた探究学習を深めていきます。
高校では個人探究、PBL型学習、探究フィールドワークをカリキュラムに組み込んだ「探究コース」を用意。高校1年では、4単位を当て、クエストエデュケーションプログラムの教材を取り入れながら、正解のない問いに対して、自分の答えを生み出す力を養っていきます。2年では集大成として、自分でテーマを決め、1年かけて個人探究を行います。
「自分が将来やりたいことに関連するようなテーマ設定をすることで、その後の進路や学習にもプラスになってほしいと考えています。2月には探究学習の成果を発表する『NQフェスタ』という行事があります。また探究学習の祭典『クエストカップ』全国大会への出場を目指します」(藤井翔教諭)
個人探究では、生徒1人ひとりにファシリテーター役の教諭が付き、探究活動へのきめ細かなアドバイスを行っています。
「『NQフェスタ』では10分間一人で、下級生も含めた大勢の前で、自分の探究活動の成果をプレゼンすることになります。
中にはコミュニケーションが苦手な生徒もいるのですが、みんな覚悟を決めるのか、一生懸命、自分の言葉で話すようになります。大学入試の面接で、探究活動の内容についてアピールしたことで合格につながった生徒もいますね」(長野教諭)
高校では、探究コースのほかに、文理をバランス良く学び、国公立大、難関私大を目指す「先進コース」と、生徒全員が英語圏への留学(1校につき1名)が必須の「国際コース」を用意。両コースでも、探究型学習は行っており、学校全体で、自ら考え、自分の言葉で語り、問題解決のスキルを持った人材の育成を目指しています。
成長を実感できる探究学習
高校3年生のM・Sさんは、「ミドリムシ」をテーマに選び、1年間探究活動に取り組みました。
「体長0.1mmと小さいのに、59種類もの栄養素があり、地球環境や食糧問題の解決にもつながる可能性があり、興味を持ちました」(M・Sさん)
アンケートを行ったところ、「気持ち悪い」という意見が多かったため、偏見を減らすところから始める必要があると考えたM・Sさん。ミドリムシ入りジュースを飲んでみるなど、体験を交えた発表にまとめました。
「中1から積み重ねてきた中村での学びと、高校に入ってからの探究学習が結びつき、自分でも成長を感じられていい機会になりました」
藤井 翔
探究活動検討委員会
社会科教諭
長野 裕樹
探究活動検討委員会
委員長 理科教諭
❶高2の個人探究の発表の様子。人前でプレゼンテーションする機会が多いため、少しずつ度胸もついてくるように❷探究学習の成果を発表する『NQフェスタ』の様子。全校生徒の前で代表者が発表する❸高1の深川探究の様子。学校がある地元・深川の歴史や文化を学びながら、探究のスキルを身につけていく❹中2の企業研究の様子❺中3の地域探究基礎の様子
提供:中村中学校・高等学校
未来を創るための〝志〟を築く
4つのプログラム
本校の〝志〟プログラムは、中高を通じて紳士教育や職業体験などを行う〝志〟体験プログラム、中学生を対象にした〝志〟共育プログラム、高校生を対象にした〝志〟探究プログラム、そして、海外研修の〝志〟グローバルプログラムの4つで構成されています。
〝志〟共育プログラムでは、中学1年で自分を知りながら志を立て、中学2年で志の活かし方を知り、中学3年で志を職業に結びつけていきます。さらに高校では、中学で育んだ志を探究し、社会貢献できるような進路選択を考えていきます。
〝志〟グローバルプログラムは、中学1年のオーストラリアスタディツアーから16歳以上を対象にしたオックスフォード大学(ハートフォードカレッジ)への短期留学まで、ニーズに合わせて選べる希望制のプログラムを用意しています。
自らの志を見つめる
海外研修。国内でも
珍しいタンザニアへ渡航
コロナ禍を経て3年ぶりに海外研修を再開するにあたり、既存の内容を「〝志〟グローバルプログラム」とリニューアルしました。渡航先にアフリカとアジアを加えたほか、「海外での経験を糧に将来の人生設計ができるようになってほしい」という目的も新たに設定。中でも注目は、タンザニアで実施した「アフリカスタディーツアー」です。中高の海外研修でタンザニアを訪れたのは本校初、国内でも前例が少ないでしょう。
同ツアーは、私がJICAの現職教員特別参加制度に参加して感じた、「生徒たちにアフリカの富裕層と貧困の現状やポテンシャルの高さを知ってほしい」という〝志〟が実現したものです。2022年12月の9日間、中3生5人、高1生3人、高2生1人の計9名と4名の教員が参加しました。安全と健康を最優先にすべく、アフリカへの渡航歴が170回以上というフリージャーナリスト大津司郎氏の協力を得てプランを作成。現地では、植林活動やコーヒー農園見学、小学校訪問、マサイ族との交流など、アフリカの社会や人々と触れ合う機会をふんだんに設け、生徒たちは貧困や食料、経済発展などを抱えるアフリカはまさに世界の縮図だと実感したようです。
タンザニアでの経験を通じて生徒たちは新たな価値観と出会い、それを自身の〝志〟と結びつけていくことでしょう。
〝志″に大きな影響を与えたタンザニア研修
中学3年の時にタンザニア研修に参加した髙𣘺歩志くんは、「マサイ族のダンスや音楽は新鮮でとても魅力的でした。彼らは、デジタル機器ではなく、口頭でのコミュニケーションが中心なので、協調性が高く、表情も豊かだと感じました」と話してくれました。高校2年だった中井大誠くんは、アフリカの経済発展に興味を持ち、「大学を卒業したらアフリカの企業に就職して、現地でアフリカのことを勉強してきたい」と話します。原先生の願い通り、タンザニアでの経験が彼らの〝志″に大きな影響を与えたようです。
原 匠
中学3学年主任
志共育推進委員会委員長
海外研修推進委員会副委員長
理科教諭
❶アフリカの大自然に心を奪われ、街の様子に刺激を受ける一方で、貧困地域の現状も目の当たりにした❷農村地帯を歩きながら農業学習。朝市をする人へのインタビューも含め、その様子は中学2年生にライブ配信で伝えられた❸❹タンザニア研修に参加した生徒は、学校説明会などで堂々とプレゼンする。右は高3の中井大誠君、左は高1の髙𣘺歩志君❺パソコンやタブレット端末を活用し、積極的に調べ学習を進めながら、情報リテラシーも身につける
提供:足立学園中学校・高等学校
理系・医療系進学希望者に
中学から「理数コース」を新設
教育理念に「天上天下唯我独尊=人は一人ひとりがかけがえのない存在」という仏教の教えを掲げる世田谷学園。自分の内なる可能性を見つめ、他者の個性と価値観を受容し、平和な地球社会の創造を目指します。ルーツは16世紀末の曹洞宗学寮。生き方の授業に坐禅を取り入れるなど、人間教育に力を注いでいます。
理数コースで、中1から
科学的思考力を育成
学習面では「3年前、エネルギー科学を専門とする川村康文東京理科大学教授をアドバイザーに、理数コースを新設しました。本校に限らず男子生徒の進学希望先は理系が多い。〝のびしろ〟のある中学入学時から、科学的思考力を伸ばすことが目的です」と理数コース主任の秋元幸太教諭。定員は1学年200名中、1クラス40名。入試は本科コースと共通の4科目で、算数・理科が高配点です。
「入学後も月~金の授業は本科と共通で広範な学力を涵養。土曜プログラムに川村教授の出張授業や、フィールドワークの環境学習、筑波学園都市探訪などを用意し、すべてを満遍なく学ぶ本科と差別化します」(秋元教諭)。
川村教授の下では手作り分光器で省エネ電球を分析したり、電磁誘導で電源不要のライトを製作したり。環境学習は埼玉県三芳町の三富今昔村で、落ち葉のたい肥作りなど、江戸時代に遡る循環型農業の知恵を体感。
「中2年のサマープログラムでは伊豆大島で火山や地層から地球創成のダイナミズムを探索。中3の修学旅行は鹿児島で平和(知覧特攻平和会館)、宇宙(種子島宇宙センター)、生命(屋久島)を学びます」(秋元教諭)。
1年生を受け持つ瀬川祐教諭は「数学・理科の授業を純粋に楽しんでいますね。数式を論理的に読み解くのが得意な生徒、理科の実験に工夫を凝らす生徒など多士済々。プログラミングの授業もハイレベルです。中1の夏休みから、SSP(世田谷サイエンスプロジェクト)と称する自主研究もスタート。興味のあるテーマを選び、高2まで5年間かけ論文を仕上げる計画です」と語ります。
将来は数学・科学オリンピックや外部のコンテストなどにも挑戦し可能性を広げたいそう。
本科コースでは中3から特進クラスを設置、高2から文系・理系に別れます。医療系進学希望者は、理数コースと共に病院訪問など医療系ゼミに参加可能。
「理数コースと本科コースが、互いに良い刺激となることで生徒の可能性が大きく広がるでしょう」(瀬川教諭)。
6年間で、存分にポテンシャルを伸ばせる学園です。
部活も文化祭も理数分野が活躍
生物部では2018年度から海洋環境問題「赤潮」と原因の一つとなる「珪藻」に着目した研究を継続。2021年の第11回高校生バイオサミットin鶴岡で農林水産大臣賞、翌12回は慶應義塾賞を受賞。日本水産学会高校ポスター発表部門でも最優秀賞を獲得しました。物理部はセタゴラスイッチの設計・施工に定評があり動画甲子園で準優勝。NHK Eテレ「沼にハマって聞いてみた」にも出演。また獅子児祭(文化祭)では実行委員会作製のジェットコースターが人気。例年小学生など約800人が乗車します。
秋元 幸太 教諭
理数コース主任
瀬川 祐 教諭
理科主任
❶放光館には生物・化学・物理の実験室と講義室が並ぶ。講義室は階段教室で、教壇の実験が後ろの席でもよく見える❷土曜プログラムのプログラミング授業。ロボットがロープを登って上の籠にボールを運ぶ宇宙エレベーター競技❸三富今昔村で実施される環境学習。熊手で集めた落ち葉でたい肥を作る循環型農業を体験❹自然探究会で、溶岩の地層が顕わな城ヶ島海岸へ。海洋生物の採取も❺医師や看護師による医療系ゼミ。医療従事者の心構えを学ぶ
提供:世田谷学園中学校・高等学校
*本コンテンツに記載されている商品名やサービス名は、各社の商標または登録商標です
本物に触れる教育
学習院女子
中・高等科
一人ひとりを大切にする教育
横浜雙葉
中学高等学校
心豊かなリーダーの育成
江戸川学園取手
中・高等学校
アーツ・サイエンス・イングリッシュ
青山学院大学系属
浦和ルーテル学院
小中高等学校
探究・グローバル教育
八千代松陰
中学・高等学校
グローバル・探究・STEM
武南中学校・
武南高等学校
未来への学び
桜丘
中学・高等学校
Global・STEAM・進学
芝国際
中学校・高等学校
探究・グローバル・進学
淑徳
中学校・高等学校
進学教育・国際教育・福祉教育
順天中学校・
順天高等学校
探究
東京農業大学第一
高等学校中等部
探究学習・グローバル教育
城西大学付属城西
中学・高等学校
グローバル教育・キャリア教育
広尾学園小石川
中学校・高等学校
Think&Act・Science・International
三田国際学園
中学校・高等学校
独自の探究型教育
明星学園
中学校・高等学校
ICT・Global・STEAM・学力
神奈川大学附属
中・高等学校
探究・グローバル
関東学院六浦
中学校・高等学校
湘南学園ESD・探究
湘南学園
中学校高等学校
探究
清泉女学院
中学高等学校
ダブルディプロマ・教養プログラム
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Active Science・Active English
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探究
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「土台力」の養成・探究ゼミ
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