5年生 いろいろあって混乱する「割合」

→反復練習で自在に操ろう

 ここでもまた、目に見えにくいものが登場。小数→分数、百分率→歩合などの変換は、反復練習で慣れましょう。「さらに『食塩水98%ってさすがに変だよね』などと『違和感』を抱くかどうかが間違いのストッパーになります。そして、この違和感も日常の体験で培われるものなのです」

【フォローテク】

会話に割合を取り入れる

 降水確率、打率、充電など日常の中にも「割合」はあちこちに。積極的に会話に盛り込んで感覚をつかもう。

6年生 見方がいまいちムズッ!「データの活用」

→言葉の意味をしっかり把握!

 ドットプロットや柱状グラフ(ヒストグラム)といった新しいグラフを学びます。「定義に従って計算すること、数値をもとになにかを正しく定義できるようになることが目標です。家庭では、それぞれのデータの数値を根拠にいろいろ考えたり、話し合ったりすることをおすすめします」

梅﨑隆義先生

(取材・文/編集部)

AERA with Kids (アエラ ウィズ キッズ) 2024年 春号 [雑誌]

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AERA with Kids編集部
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