大人気のYouTube授業動画「とある男が授業をしてみた」を配信する葉一(はいち)さん。小学3年生から高校生に向け、12年間で4500本以上を無料配信し、登録者数200万人以上。わかりやすい解説や、子どもたちの心に寄り添った悩み相談が注目を集めています。

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 そんな葉一さんは、プライベートでは小学5年生と2年生のパパ。家庭ではどんなふうに子どもの勉強とかかわっているのでしょうか。子育てや夫婦での家事や育児まで、お話を聞きました。(後編)<教育YouTuber・葉一が語る、2児子育ての悩み 「怒ってしまっては、言い過ぎたと落ち込む…反省の繰り返しです」>に続く。

子どもたちが帰宅したら仕事は終了、思い切り遊ぶ

――「子どもたちが学びたいときに学べる選択肢を増やす」をモットーに、日々、子どもたちの心に響く動画配信をされています。ご家庭でお子さんたちとゆっくり過ごす時間は取れていますか? 

 私の場合、ほぼ在宅で仕事をしているので、息子たちとの時間は取りやすいほうだと思います。仕事は基本的に、息子たちが学校に行っている間に終わらせるようにしています。まだ小学生ということもあり、一緒に遊びたがってくれるので、その思いにはできる限り応えたくて。なので、息子たちが家にいるときはできる限り仕事をしなくてすむようにスケジューリングをしていますね。

――お子さんたちに勉強を教えたりはしますか?

 勉強のことはあんまり私からはあれこれ言わないようにはしています。「頼りたくなったらいつでもおいで。その時は全力で協力するから!」というスタンスです。ただ、「帰宅したらすぐ宿題をすませよう」というルールは昔から徹底しています。

 息子たちも、今ではそれが習慣になって、学校から帰ってきたら自主的に宿題はすませるようになりましたね。習慣になるまでには、ある程度の時間と本人たちの努力は必要ですが、先にやってしまうことの「メリット」を伝えること、かつ、頑張ったときに「褒める」ことを続けていき、習慣化しました。

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玉居子泰子
玉居子泰子

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