わが家の子育ては母・夫・私のチーム体制

 そんな私達の強力なサポーターが、私の母・スーミーです。つまりわが家の子育ては、母、夫、私のチーム体制。スマホのカレンダーで互いの予定をみんなで確認。私はなるべく夫が休みの日に仕事を入れますが、平日も仕事があるので母が週3~4日泊まり込みで来てくれてバブ子を見てくれてます。私が帰ってきたら、なるべくゆっくりして欲しいので母の部屋はもちろん冷蔵庫にビールもワインも用意して時にリフレッシュにお茶しに出かけてもらってます。

娘が1歳を迎え衣装をそろえて撮影した家族ショット(写真/平野ノラさん提供)

 そのチームで活用しているのが、LINEのグループトークです。「最近はよく食べるから少し多めに盛ってあげてね」なんて娘の情報を報告し合うようにしているおかげで、いい連携プレーができているんじゃないですかね。

 そうやって仕事も子育てもやっている私ですが、母親になって想定外だったことが二つあるんです。

 一つは、子育てが体力勝負だったということ。14キロになった娘の抱っこはしんどいものがあるし、「もっと」のエンドレスに、参ったなと思うときだってあります。でも、どうせやるなら楽しくやるのが私のモットー。「抱っこ!」が出そうになったら、「ジャンプだ!」と他の遊びでごまかしたり、かくれんぼで隠れている隙に休憩したり。楽しくラクもできるような工夫をしていますが、歯みがきを嫌がって暴れるのは毎晩のことだし、公園から帰りたくないとわめかれてイラッときちゃう瞬間だってあります。でも、「ダメ」と怒っても、子どもには恐怖を与えるだけ。本でそう読んだので、「ふう~っ」と心を落ち着かせてから、「嫌だよね」と娘に共感したうえで、話して聞かせる。それを夫にも共有して、二人で心がけています。

 とはいえ、そう簡単にはいかないのが子育てというもの。何ですかね。男の人に振り回されたことのない私が、小さな子どもに振り回されているこの感じ。まだまだ修行が必要で、人間を試されている感じがします。

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