「あやとり教室指導員」の資格を活かし、あやとりを広める日々

 引っ込み思案で、人前に出ると緊張で泣き出してしまう聡志さんが、あやとりを広めるためなら勇気を出して人前に立てた。参加者があやとりに挑戦し、できたときの笑顔や、覚えたてのやり方をほかの人に教えている姿を見ると、心の底からうれしかった。初めの一歩として、ひもを丸めてお手玉みたいにして遊ぶなどのアイデアも考えた。

作品展で展示したあやとり作品の数々

 夢はあやとりの本をつくること。どんな本にしようかと思いを巡らせる時間が、聡志さんをさらにたくましく成長させる。

思いついた創作あやとりはノートやファイルに書き留める

(文・写真/ジュニアエラ編集部)

ジュニアエラ 2024年 2月号 [雑誌]

朝日新聞出版

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AERA with Kids+編集部
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