本学は、創立者の鶴岡新太郎・トシ夫妻により1942年に設立された北海道女子栄養学校を淵源とし「清正進実」(清く正しく雄々しく進め)を建学精神として継承し、実学重視の教育を行ってきました。現在、2学部7学科を有し、いずれの学科も学生は地域に根差したニーズの高い職業に就いています。
昨年開設した国際学部は、北海道と世界をつなぐ「国際教養人」を育成することを目標としており、国際社会で活用できる英語力の習得をはじめ、世界の課題を理解、分析する国際政治経済や、各国の地域・文化を学ぶ国際地域研究などを学べることが特徴です。
2023年4月新学部
医療保健科学部がスタート
これまで人々の健康を支える医療人を養成してきた理学療法学科・作業療法学科・看護学科を23年4月に一つの学部にし、医療保健科学部を開設します。理学療法学科と作業療法学科はリハビリテーション学科にまとまり、理学療法学専攻と作業療法学専攻の2専攻に分かれます。また、新学部では看護学科とリハビリテーション学科が一体となり、それぞれの専門性を高めつつ多職種との連携やチーム医療を学びます。いずれの学科とも地域の医療機関で低学年次から多くの実習を行い医療現場で必要な技能を習得しつつ、医療の高度化・DX化、医療のグローバル化、多様化、医療データの解析など、時代の変化に対応できうる力を養うことをめざします。
これまで本学の看護学科・理学療法学科・作業療法学科は、国家試験の合格率も非常に高く、就職率は毎年98%以上※と高い水準を維持しています。今後も地域のニーズを見据えながら本学卒業生が地域医療の現場で活躍できるよう先端の教育と環境、支援体制を整えていきます。
※2022年卒業の就職率は99.2%(就職希望者396名÷就職決定者399名)
自ら主体的に学び、
豊かな人間性を磨く大学生活を
本学には「4年間を北海道の大学で過ごしたい」と北海道外の全国から集った学生が約60名います。各地方の指定校推薦も増やしており、キャンパス内に異なる価値感、異なる考え方を持つ人たちを集めて刺激を入れていきたいと考えています。大学は自ら主体的に学び積極的に行動する場です。自らがさまざまなことに挑戦することで、より柔軟で創造的な発想力が養われます。また価値観の違う仲間たちと多様性を認め合う、共生や寛容さを養うことも大切だと考えます。本学はこれからも積極的な学びの姿勢をもつ学生を受け入れ有為な学生生活ができるように教職員が一体となり全力でサポートしていきます。