本校は本部をフランスにもち、世界33か国100以上の姉妹校と繋がっている国際色豊かな学校です。本校は、児童一人ひとりが「将来をたくましく生きる力」と、そのために必要な「愛される人格」を養える環境を大切にしています。児童は授業、休憩時間、学校行事ほか様々な場で、自分と友達、自分と先生、あるいはクラスや学年などの集団内において認め合い、褒め合い、応援し合ったりして、自分の「善さ」や相手の「善さ」を見出していくのです。

異年齢間でも同様です。入学式の準備も6年生が行い、当日は1年生とペアになり、手を繋いで式場に入ります。入学後間もなく行なわれるイースター行事で校内に隠された卵を探すエッグハンティングも同じ6年生が連れ立ってくれるなど、ペアは1年間続きます。1年生はペアの6年生からの「それでいいよ」「大丈夫だよ」「うまくいったね」といった言葉がけで自分の善さが見出されますし、6年生にとっても「ありがとう」「嬉しい」といった言葉を受けて自分の善さを再確認します。本校の大きな特長は幼小中高と続くことですが、ペアで築いた関係は6年生が卒業した後も、校種を超えて強まっていきます。これが、本校が児童生徒たちを「アサンプション・ファミリー」と呼ぶ所以となっています。

また、本校は課題解決型授業「PBL」や教科横断型探究活動において、意見交換、協働学習などを行い、「深い学び」とともに「思考力・判断力・表現力」を身につけていきます。

さらに、本校は、すべての児童が世界で広く活躍できる資質を備えるべく、高レベルの英語教育を実施しています。「イングリッシュコース」では理科や算数を英語で行なう「英語イマージョン教育」を、「アカデミックコース」では習熟度別クラスを用意し、着実に英語力を伸ばせるようにしています。教育プログラムとしては、朝の15分で単語や表現を定着させる「英語モジュール」、トピックに対して自分の考えをプレゼンテーションし合うなどもおこないます。又、「放課後英会話プログラム」、夏休みに外部講師が来校して主催する「英語ミュージカル」、iPadを活用する「英語本の多読」などによって、両コース児童のTOEFL®の結果が毎年20％、上位ランクにアップし続けています。

昨年度、学院の12年間イマージョン教育が確立し、児童生徒の英語力をますます伸ばせる環境が整い、学校としても楽しみにしているところです。

※ iPadは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。