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マチと地球のために file 01

一杯のコーヒーに込めるひとと環境への想い

環境や人権、経済・社会など、さまざまな分野における17の目標を掲げ、2030年までの達成を目指す「SDGs(持続可能な開発目標)」。この実現に向け、ローソンもまた、さまざまな取り組みを強化している。

カエルがシンボルのレインフォレスト・アライアンス認証マークがしるされた、マチカフェの紙カップ。季節ごとのデザインカップも人気を集めている。(写真右)

文/張替裕子(Giraffe Inc.) 写真/深沢次郎 デザイン/スープアップデザインズ 制作/朝日新聞出版メディアプロデュース部ブランドスタジオ
企画/AERA dot.ADセクション

おいしさを追求し持続可能な社会を目指す

吉岡圭太さん

商品本部 デリカ・FF部
マーチャンダイザー 吉岡圭太さん
※所属・役職は、取材当時のものです。

 今や「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉を耳にしない日はないだろう。2030年までの達成を目指すこの目標に、ローソンもまた積極的に取り組んでいる。店内淹れたてコーヒーサービス「MACHI café(マチカフェ)」の紙カップにしるされた小さなカエルも、そんな取り組みを示す証しのひとつだ。

 マチカフェでは11年のブランド誕生以来、環境保全と労働環境向上への厳しい基準をクリアした「レインフォレスト・アライアンス」(RA)の認証農園で生産されたコーヒー豆を使用。カエルの印はそのRA認証マークだ。現在もコンビニの中で唯一こだわってRA認証の豆を使用している。

「RA認証を受けているブラジルのイパネマ農園と強いパートナーシップを組み、ブレンド豆の30%をRA認証豆にするところからスタート。その後、私たちの理念に共感して自主的にRA認証を取ってくださる農園が徐々に増え、15年には100%使用(シングルオリジンシリーズ、カフェインレスシリーズを除く)が実現しました」

 そう語るのは、マチカフェの担当マーチャンダイザー・吉岡圭太さんだ。きっかけはマチカフェ誕生前のヨーロッパでの市場調査。当時のプロジェクトメンバーが現地のカフェに入ったところ、あらゆるものにカエルのマークがついていたという。

「RAは環境保護だけでなく児童就労といった労働環境の問題にも取り組んでいます。その活動はまさに『私たちは〝みんなと暮らすマチ〟を幸せにします』というローソンのグループ理念に一致するものだと考え、RA認証品の採用を決定しました」

 マチカフェのコーヒーを選ぶことが、RA認定農園を推奨することにつながる。そんな誇りをお客さまにも感じていただけたら、と吉岡さん。もちろんそれは、お客さまの信頼に応えうる品質あってこそだ。

「マチカフェではイパネマ農園の木造貯蔵庫で15日以上寝かせた熟成豆を使用しています。また毎年収穫した豆に合わせて配合を変え、それぞれの豆の特徴を生かす焙煎方法を採用。昨年11月には、キリマンジャロの配合をアップすることで、より香り高く、よりコク深く飲みやすいようブレンドを変更し、猿田彦珈琲のバリスタにも絶賛していただきました。そのおいしさをできるかぎり引き出しているのが、エスプレッソ抽出の店内コーヒーマシンです」

イパネマ農園

RA認証を取得しているイパネマ農園は、ブラジルの伝統的なコーヒー生産地ミナスジェライス州に位置する大規模単一農園。絶対的な品質にこだわる、MACHI caféの大切なパートナーだ。

豆(アラビカ種)

イパネマ農園の熟成豆をはじめ、指定した農園または生産地域の豆(アラビカ種)を厳選して使用することで、高品質で甘くやさしい口あたり、華やかな酸味とフルーティーな味わいを実現。

 コーヒー豆に高い圧力をかけて一気に抽出するエスプレッソ抽出は、特別な粘性やコクを生み出してくれる。この粘性やコクが特に引き立つのが、生乳100%使用牛乳(生乳は加熱殺菌)のカフェラテだ。

「生乳の風味が生きたふわふわの泡と濃厚なエスプレッソとのハーモニーは、なかなか家庭では味わえません。全国のマチカフェで生乳100%を達成するのは簡単ではありませんでしたが、カフェラテの販売によって生乳の消費を促進できれば、酪農生産者さんを守ることにもつながるのではないかと思います」

 さらに紙カップのフタにも、マチカフェの味わいを引き立てる独自のアイデアが潜んでいるという。

「19年にブレンドコーヒーをリニューアルした際、香りをもっと楽しんでいただけるようフタも改良したんです。飲み口を開けると、折り返した部分がフタの真ん中に当たって香り用の穴を押し開き、いっそう香りが広がる仕組みになっています」

 すべての努力と工夫は、毎日のコーヒーをさらにおいしく味わっていただきたい、マチと地球に貢献できるカフェでありたいという想いから。

「使用プラスチックの削減や持ち込みタンブラーへの対応など、SDGs達成のための取り組みはさらに進めていきます。多くの人の生活の一部になりうる存在であるコンビニにおいて、お客さまに商品やサービスを楽しんでいただくことがSDGs達成につながる。そんなアプローチをご提案できたらと思います」

持続可能な生産と消費をつなぐ
レインフォレスト・アライアンス認証マーク

認証マークがつなぐ持続可能な生産と消費

1987年設立のレインフォレスト・アライアンス(以下RA)は、人と自然が調和の中で繁栄する世界に向けて活動する国際的な非営利団体。動植物の生態系の保護、土壌や水資源の保全、労働者の人権保護や生活保障などの基準を満たし、より持続可能な農法を推進する生産者にRA認証が与えられる。環境のバランスが崩れると真っ先に絶滅するというカエルのRA認証マークが、持続可能な生産と消費をつないでいる。

ローソンカスタマーセンター

0120-07-3963

月曜〜金曜(祝日除く)9:00−17:00

01 一杯のコーヒーに込めるひとと環境への想い 02 新たな食のニーズへの取り組み 03 「もったいない」を行動に 店舗から始まるSDGs 環境課題の解決を目指し プラスチックから紙、その先へ