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「声」という個性を発見してもらい、大きな自信に 慶応義塾大学 環境情報学部1年生 堀優衣さん

GUNMA KOKUSAI ACADEMY GKAで成長する。 ぐんま国際アカデミーで成長した3名の大学生

ぐんま国際アカデミーは初等部から高等部までの一貫教育校として知られる。学校生活の大半を英語で過ごす「英語イマージョン教育」を採用している点でも有名だ。同校に12年間通った堀優衣さんにとっては、かけがえのない個性を認めてもらえた学び舎だったという。

それぞれが異なる楽器を奏でる授業が思い出の一つ

 歌うことが大好き。自分の歌声がのびやかに誰かの心を揺るがす瞬間に、何よりの幸せを感じる。ぐんま国際アカデミーの高等部時代、堀優衣さんはテレビ番組のカラオケバトルで9冠を達成し、「最強女子高生」とうたわれた。

 物心ついたときから歌うことが楽しかった。祖父から演歌を教えてもらい、見よう見まねでこぶしを効かせた。その素質を見いだしてくれたのは、ぐんま国際アカデミーの先生だ。初等部に入学してほどなく、自分の人生に大きな影響を及ぼす言葉をかけられた。堀さんの声がはずむ。

「小学1年生のころ、先生に『優衣さんは声がきれいですね」と言っていただけたんです。私の個性を発見してもらえた気がして、とてもうれしかったですね。その言葉がまだ小さい私の大きな自信になり、それから歌のコンテストやイベントに積極的に出るようになりました」

 学校の運動会で歌ったこともある。周りが喜んでくれるのがうれしくて、歌にのめり込んだ。当然、音楽の授業でも心が踊った。先生は世界的に有名なアメリカのイーストマン音楽学校の出身。本格的に音楽に取り組んだ時間の濃密さは、今でも忘れられない。

「小学4年生になると、一人ひとりが楽器を担当するんですよ。サックス、トロンボーン、トランペット、クラリネット、パーカッションと、いろいろな楽器を持ってみんなで演奏するんです。私はフルートでした。各々が曲をつくる授業もあって、音楽的な感覚がすごく磨かれたと感じています」

 それぞれが異なる楽器を奏で、調和のとれた音を鳴らす。音楽を通して世界の理想像を感じられ、幸せな気分になった。

それぞれの興味の広さが垣間見えるスクールバス

 実際、高校3年までの12年間を過ごしたぐんま国際アカデミーは、一人ひとりがもつ創造性や才能を伸ばす教育を重視している。それぞれの顔立ちや体型が異なるように、個々の得意分野や関心の対象は多様であるという前提のもと、多国籍の教師陣が子どもたちと接する。

 堀さん自身も、小学生のころから一人ひとりに目の行き届いた環境でのびのびと学んだ。いつも完璧に授業についていけたわけではない。英語イマージョン教育を採用しているため、どの教科もほとんど英語で行われる。入学当初は特に英語に苦労し、単純な足し算に1時間近くかかったこともある。そんなときは、先生がそっと声をかけてくれたという。

「先生がわざわざ放課後に時間をつくってくださって、勉強を教えてくれるんです。1対1で学べる機会もありましたし、授業では英語で行われた算数の内容を、日本語で教え直していただいたこともあります。とにかく先生方がいつも親身になってくださったのがとてもありがたかったです」

 12年間、往復を続けたスクールバスの空間も懐かしい。自宅から学校のある群馬県太田市までは1時間ほど。小学生から高校生まで、同じバスに揺られる日々を過ごした。堀さんは「小さいころはバスの中でかくれんぼや鬼ごっこをして遊んだこともありましたね」といたずらっぽい笑みを浮かべて、こう続ける。

「小学校のときはバスの中で漢字の練習をこなしたこともありました。シリアの内戦について教えてくれた小学生がいたり、アメリカの大統領選について話し合っている小学生がいたり、そういった興味の幅の広さはぐんま国際アカデミーならではかなと思います」

大学の授業は「ぐんま国際アカデミーのときと似ている」

 2019年4月からは慶應義塾大学の環境情報学部で学業に励む。新たに始まった学生生活に不安はない。ぐんま国際アカデミーでの学びが大きな支えになっていると言う。

「英語力もパソコンのタイピングも、小学生のうちに身につけたのは役立っています。ぐんま国際アカデミーでは小学生のときから高校を卒業するまでプレゼンテーションをする機会が多く、その経験も生きていると思います。プレゼンのときに台本を見てはダメという授業もあって、かなり鍛えられました。大学の授業でもあまり苦労は感じないですね」

 ぐんま国際アカデミーでは高校2年次に国内進学コースに進むか悩んだうえ、別のコースを選んだ。世界的に高い評価を得ている教育カリキュラム「国際バカロレア(IB)」の認定校であるぐんま国際アカデミーには、IBコースが設けられている。堀さんは、思考力が試される授業が多いIBコースで学んだ時間が大学生活でも生きていると感じている。

「IBコースでは、正解が一つではない物事について考えたり論じ合ったりする授業がほとんどでした。たとえば『黒く塗りつぶされた窓は窓なのか窓じゃないのか』をテーマにしたり、歴史で語られている事件の真偽について調べたり。今大学の授業を受けていると、『あ、ぐんま国際アカデミーのときと似ているな』と感じることが多いです」

 学業のかたわら、大好きな歌の活動にも力を入れている。大学入学直後に行ったコンサートは約1500席が完売。小さなころに褒めてもらった「声」という個性を生かし、ずっと歌い続けていく。そう心に決めている。

提供:ぐんま国際アカデミー