ハーブのかおりに癒やされながら、5~10分の入浴を5回ほどリピートするのがベスト。時間制限がないので、好きなだけ滞在できるのもありがたい。入浴後にシャワーを浴びてさっぱりすれば、デトックス完了だ。

入浴所は男女別。時間制限がないので、リラックスしてのんびり過ごすことができる

 予約は不要。タオルとウエアは20バーツでレンタルできるので、観光の合間にも立ち寄ることができる。ただし、せっけん類が一切ないので、必要な場合は持参を。また、公式サイトなどががなく、臨時休業の情報を得る手段は皆無。行ってみたら休み、ということもあるので覚悟しておきたい。

 タイでは、サウナのみならずスパも充実している。「ザ・オアシス・スパ」は、チェンマイ発祥のスパチェーン。バンコクに2店舗あるうちの1つ、スクンビット店は、文字通り“オアシス”をコンセプトに掲げた、緑との調和が美しい一軒家だ。

リゾートホテルのような空間が広がるザ・オアシス・スパ スクンビット店。ハイシーズンは予約困難

 使用するスパプロダクツに含まれるハーブは、すべて国産&オーガニックというこだわりぶり。イチオシメニューの「クイーン・オブ・オアシス」(120分/3900バーツ)は、ホットストーン、スウェーデン式、アロマテラピーの3種を融合し、ホットストーンの熱が筋肉を和らげ体の機能改善に効果的だ。

 トリートメント後は、体も心もスッキリ軽くなり、感動的なすがすがしさに包まれる。技術、雰囲気、サービス、どれをとっても素晴らしいオアシスを体験してほしい。

(構成/生活・文化編集部 白方美樹)