パソコンやスマホなど液晶画面に向かう時間が増え、心身ともにストレスが増えている現代では、睡眠の悩みを抱えているビジネスパーソンも多いだろう。そんな人たちにこそ大事にしてほしいのが、就寝前のリラックス。良い睡眠のためにも、入浴習慣を見直したい。
ハーブの香りや成分で心地よい眠りに導く「クナイプ グーテナハト バスソルト ホップ&バレリアンの香り」はそのきっかけになるだろう。「Gute Nacht(グーテナハト)」とはドイツ語でおやすみなさいの意味。ともに「眠りのハーブ」と呼ばれるホップとバレリアンの豊かな香りで気持ちが安らぐ。ドイツではホップの収穫を手作業で行っていた農夫がしばしば強い眠気に襲われたというエピソードも。バレリアンとの相乗効果で快眠へと導いてくれる。
クナイプのバスソルトに配合されているのは、ハーブの花や葉、根、茎、果皮などを蒸留して抽出された天然のエッセンシャルオイル。それゆえ植物の生命力を凝縮したようなハーブそのものの香りを楽しませてくれ、心身両面の悩みにアプローチができる。
ビールの苦み、香り付けに用いられる原料としても知られるハーブ。苦み成分は食欲を増進し、気持ちをやわらげると言われている。雌株と雄株があり、雌株の毬花を使用している。
2世紀のローマ時代の医師・ガレン(ガレヌス)が「気分が良い状態」という意味のラテン語から命名したバレリアン。リラックスできるハーブとしてヨーロッパでは古くからおなじみ。
また塩そのものにも秘密がある。一般的な海塩に比べ塩の結晶が大きく、小さな穴がたくさん開いているため、添加物に頼らずエッセンシャルオイルをしみ込ませられるのだ。
「地下460mからくみ上げた2億5千万年前の古代海水から製塩された天然岩塩です。1891年のクナイプ社創業以来、パートナーシップを築いてきた製塩所『ルイーゼンハル』では、こだわりの伝統製法を守り、巨大な釜で48時間かけ水分を蒸発させています」とクナイプジャパン マーケティング部の中原さんは語る。この岩塩はカルシウム・マグネシウム・鉄といったミネラルが豊富で、肌のキメを整える役割も果たす。
「食用としても普及している岩塩で、とてもまろやかな味なんですよ」(中原さん)
クナイプの入浴剤は、食品や化粧品にも使われる色素でそれぞれ色付けされている。「グーテナハト」は海や地球を連想させる深いブルー。心身を落ち着かせてくれる色で、視覚による癒やし効果も期待できる。
創業者であるドイツのセバスチャン・クナイプ神父は、水、植物(ハーブ)、食事、運動、心と体の調和など総合的に働きかける健康法を提唱した人。困っている人を平等に助けたいという思いが強く、貧富の差に関係なく実行できる温浴を推奨したという。
創業者のセバスチャン・クナイプ神父。
修道院ではハーブを研究し、運動や食事、心のバランスの重要性を説いた。
「入浴時間を取れない場合は、手浴や足浴もおすすめです。また、バスソルトを盛り塩のようにベッドサイドに置き、香りを楽しむ方も。『グーテナハト』はボディクリームやハンドクリームもあるので、お風呂上がりに塗って、よりリラックスした状態でベッドに入ることができますよ」(同)
クナイプでは香りや色が異なる17種のバスソルトを展開。スムーズな入眠が期待できる「グーテナハト」をベースに、体調や目的に合わせて選ぶのも一興だ。ストレスを感じた日には気持ちを切り替えて前向きに、大事な会議やプレゼンの前日などには、爽快な香りにより集中力を高めるなど、ハーブや色の力を味方にし、目指す自分にシフトできる。
入浴が楽しくなるとリラックスタイムをつくる習慣が身につく。
「忙しい毎日だからこそ、『何も考えない』時間をつくることが大切です。スマートフォンの電源を落としたり、お風呂で目を閉じてゆっくりと深呼吸してみたり、体のリラックスと同じように、頭や心のリラックスのための時間を意識的にとってほしいですね」(同)
提供:クナイプ