国民的アイドルグループ「SMAP」の解散騒動は、日本にとどまらず、大きな衝撃をもたらした(※イメージ)
国民的アイドルグループ「SMAP」の解散騒動は、日本にとどまらず、大きな衝撃をもたらした(※イメージ)

 国民的アイドルグループ「SMAP」の解散騒動は、日本にとどまらず、大きな衝撃をもたらした。

「自分たちは何があっても前を見て、ただ前を見て進みたいと思います」

 1月18日放送の「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)で、木村拓哉(43)が生放送でこう語り、グループ存続が宣言された国民的アイドルグループのSMAP。

 13日発売のスポーツ紙で「SMAP解散」と報じられて以来、「分裂」「キムタクと決別」「キムタク存続直訴」とさまざまな報道があったが、メンバーが直接ファンに語ったことで一応の“収束”を見せた。

 ことの発端は、長年うわさされてきた創業者・ジャニー喜多川社長(84)の後継者争いが表面化したことだ。これまで後継者候補は、ジャニー氏の姉・メリー喜多川副社長の娘で、嵐らを育てた藤島ジュリー景子副社長と、SMAPの才能を開花させた女性チーフマネージャーのI氏だと言われていた。だが、昨年1月の「週刊文春」でメリー氏が、

<派閥があるなら、それは私の管理不足です。(中略)『対立するならSMAPを連れていっても今日から出て行ってもらう。あなたは辞めなさい』と言いますよ>

と、I氏の前で後継者は娘のジュリー氏と明言したのだ。

「SMAPへの愛情は人一倍強いI氏だが、ここまではっきり言われて独立する大義と踏ん切りがついたようです。昨年9月から『独立』がささやかれ、SMAPを紅白の白組司会にしようと画策して失敗した11月には、『独立が確定』と業界で話題になり、I氏の事務所退社が確定したと噂されました」(芸能プロ関係者)

 だが、騒動となった一報は独立でなく解散。芸能ジャーナリストの片岡亮氏がこう内情を話す。

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