へずまりゅう
へずまりゅう

 元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅうが、ネット配信者の格闘技大会「ギガフェス」でアウトサイダーの元王者・啓之輔とキックボクシングルールで対戦し、1ラウンドKO負けを喫した試合が波紋を呼んでいる。 

【写真】試合でKO負けし、痛々しい状況のへずまりゅう

 へずまは試合前、「啓之輔!おまえは過去の栄光を語っているが、今は朝倉未来に譲って、次の世代も出てきている。お前は38歳、オレは30歳。体力でも負けん。ピヨピヨパンチを食らってみろ。悔しかったらオレをボコボコにしてみろ!」と挑発。

 啓之輔は「格闘技なめるなよ。なめてるからオレと試合やるって言ったんでしょ。オレと向かい合えば分かる」と余裕を漂わせていた。人気カードとして視聴者から注目を集めていたが、勝負はすぐに片がついた。啓之輔が開始と共に突進してきたへずまの腹に膝を叩きこむと、体勢を崩したところにハイキック2発でアゴを粉砕した。倒れ込んだへずまは血を吐いたまま起き上がれない。救急車で病院に搬送されて容体に心配の声が上がったが、診断の結果、骨折はなく裂傷で縫合処置を取られた。

「ギガフェスはプロの格闘技団体が主催する大会とは違い、格闘技未経験や素人も多く出ています。へずまが出場することに違和感はありませんが、問題はマッチメークの相手です。啓之助は全盛期にアウトサイダーのチャンピオンとして名を馳せたプロ格闘家です。第一線は退きましたが、今でもトレーニングは続けておりパンチやキックも鋭い。へずまは学生時代にレスリングの経験がありますが、今は脂肪のついた体で全く練習していない。今回幸いなことにあごの骨折はなかったですが、大げさではなく一歩間違えれば命の危険もあった。その時に主催者は責任を取れるのか。集客を考えなければいけない事情があると思いますが、実力差があまりにも大きいマッチメークは見直すべきです」(スポーツ紙記者)

 へずまは「青汁王子」こと起業家・三崎優太氏の豪邸で居候生活を送っていたが、ウーバーイーツで1回しか働かず、女性を部屋に連れ込むなど数々の問題行動が発覚し、強制退去させられた。

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