お得な「ランチパスポート」に落とし穴!?
お得な「ランチパスポート」に落とし穴!?

 「ランチパスポート」の熱が冷めやらない。高知県から始まった“ランパス熱”は、今やほぼすべての都道府県を網羅する勢いだ。だが、利用するうえでは気を付ける点もある。

 ランチ限定のクーポンを集めたクーポン誌「ランチパスポート」はもともと高知県が発祥だ。ランチ限定でその地域のさまざまな店舗のクーポンが掲載されており、通常700円~1000円程度のランチがすべてワンコイン(500円)で楽しむことができる。ランパスは1冊1000円程度なので、3~4店舗で利用すれば元が取れる。

 高知県版を皮切りに、現在は北は北海道の「札幌大通版」、南は「鹿児島市版」まで、ほとんどの都道府県で発行されている。現在未発行の沖縄版や山梨版も「近日発行予定」(2015年4月時点)とのことなので、全国を完全に網羅する日も近いだろう。

 ランパスがもっとも活用できるのは、やはりビジネスパーソンだろう。特に東京では「渋谷版」「新宿版」「赤坂版」など地域が細分化されているので、オフィスのある地域のものを購入すれば、毎日のランチを500円で済ませることも可能だ。ランチ代の節約に頭を悩ませたり、「とりあえず立ち食いそば」という選択から解放されるのだ。

 ビジネスパーソンの味方とも言える便利なアイテム・ランパス。しかし、気を付けたい点もある。以下で注意ポイントを挙げてみたので、これから活用したいという方は参考にしていただければ幸いだ。

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