キャバ嬢ヘアから黒髪にイメチェンしたファーストサマーウイカ(写真:つのだよしお/アフロ)

 29日放送の宮藤官九郎脚本の金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS・毎週金曜午後10時)がいよいよ最終回を迎える。どんなラストを迎えるのか、サプライズゲストはあるのか、ないのか? 第1話から話題に事欠かないドラマだった。出演者の過去の記事を振り返る。(「AERA dot.」2024年3月7日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)

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 開始から約2カ月がたったNHK大河ドラマ光る君へ」だが、最近になって、ファーストサマーウイカ(33)の演技に注目が集まっている。ウイカは吉高由里子が演じる主人公「紫式部(まひろ)」のライバル「清少納言(ききょう)」を演じているが、これまでバラエティーで目にしてきた、デコ出しのキャバ嬢ヘアや関西弁のマシンガントークはどこへやら。完全にイメチェンし、清楚な黒髪姫カットと十二単(ひとえ)姿を披露しているからだ。

「内向的な部分のあるまひろとは対照的に、才気にあふれる明朗快活なききょうを好演しています。2人の初顔合わせは、父親に連れられて参加した漢詩の集い。したり顔で公達の読む漢詩を批評したり、まひろの感想を被り気味に否定したりと勝ち気な一面を見せます。そんな姿がはんにゃ・金田哲演じる藤原斉信に『鼻をへし折ってやりたくなるような女』と気に入られ、打毬(だきゅう)の集まりに招待されます。自分より明らかに身分の高い姫君たちや、歌人としてすでに有名だった赤染衛門を横目に、ドヤ顔で最前列に鎮座。圧の強い女・ききょうが、正反対のキャラクターのまひろとどう絡んでいくのか、今後も楽しみです」(ドラマウォッチャー)

 大河出演前は、バラエティー番組で引っ張りだこで、ときに過激な発言で話題になることも多かったウイカ。かつて所属していたBiSは、過激なパフォーマンスで知られる個性派ライブアイドル。全裸に墨を塗った魚拓のような「BiS拓」のグラビアを披露したり、水着で客席にダイブしたりと、アイドルらしからぬ過激なパフォーマンスを披露していた。

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雛里美和

雛里美和

ライター。新宿・十二社生まれの氷河期世代。語学系出版社から邦ロックシーンを牽引するライブエージェント(イベンター)を経て、独立。教育からエンタメまで幅広い分野で活動する。

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