就職力で選ぶ大学2022

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表紙

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活躍する卒業生に聞く
地域住民の命と財産を守る力 <PR>
OB/OGインタビュー

大阪経済法科大学

市民のみなさまの安全と安心のため
日々、力を尽くしています

川瀬 航平 さん大阪市消防局平野消防署 消防士長
大阪経済法科大学法学部(公務員コース)卒業。2017年4月、 大阪市消防局消防官に任命。2020年4月から同消防局平野消防 署勤務。

 将来、人の役に立つ仕事をしたいと望んでいた高校3年生のとき、交通事故を目撃し、119番通報するという経験をしました。人の役に立ちたいと思っていたのに、そのときの自分は何もできず無力だと感じました。一方、消防の人たちは迅速に行動し、傷病者の観察及び適切な処置を行い、医療機関へ搬送していました。その姿に感銘を受け、私も消防士になりたいと強く願ったのです。そこで、公務員就職サポートが充実している大阪経済法科大学を志望しました。

 大学では、地域住民の方にとってかけがえのない命と財産を守る意義など、公務員としての基礎を学びました。また、当時学内で立ち上げたボランティアサークル「学生消防隊SAFETY」に入り、八尾市消防本部と協定を結び、防災講演や可搬ポンプによる放水訓練、倒壊家屋救出訓練、救命講習など、貴重な経験をすることができました。この活動によって実際の消防活動の様子を実感することができ、消防士への意欲がより高まりました。そして、現在は平野消防署長吉出張所で救急隊員として24時間勤務しています。

1日約10件の救急出動
日々、やりがいを感じています

 現在、大阪市内で1日約600件の救急要請があり、私も平均して1日10件ほど出動しています。指令を受け救急車で出動し、適確に傷病者の観察や処置を行い、症状に合った医療機関へ搬送します。

 私にとっては毎日の仕事でも、傷病者とそのご家族にとっては一生に一度の出来事かもしれません。そのため、1件1件の現場を精一杯、全力で行うことを肝に銘じています。また、丁寧に医療機関に搬送することはもちろん、傷病者やご家族に対して声がけを行い、少しでも不安を少なくするように努めています。

 命のバトンを繋いだ時など、消防士という仕事でしか味わえないやりがいはたくさんあります。その中でも、救急車で病院に搬送後、家族の方から手を握って「ありがとう」と言っていただいたり、救急搬送した方が退院後に消防署まで来てくださり、感謝の言葉を述べていただいたりした時など、この仕事のやりがいと、この上ない喜びを感じます。

市民の安心・安全のために、
防火、防災に取り組んでいます

 大阪市消防局は市民が安心して暮らせる「災害に強いまち・安全な都市」をめざして日々、活動しています。安全と安心を提供するプロ組織として市民の生命、身体及び財産を火災や地震などの災害から防除し被害を最小限にとどめるなど取り組んでいます。また、重点目標として「救命連鎖の強化による救命率の向上」を掲げ、市民に対する予防救急と救急安心センター事業の推進を図るとともに、応急手当の普及啓発や救急救命士の養成などの体制強化にも努めています。これらの方針の下、私も精一杯、力を尽くす所存です。

 現在、私は国家資格である救急救命士の資格取得を目標としています。救急救命士は高い技術と知識を持つ、救命活動を行う救急のスペシャリストで、日々勉強中です。

 これからも救急隊員として、より一層、市民の方々の気持ちに寄り添い、役に立てるよう、努力を重ねていきます。

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