今回の雇用環境の悪化は、新型コロナの感染拡大を防止するため、企業が経済活動を止めたり、縮小しているのが原因。企業は事業再開をにらみ、コロナ禍が過ぎ去るのをじっと待つ構えだ。

 終わりの見えない我慢比べが続く中、体力に余裕のある大企業はある程度は「巣ごもり経営」を続けられるが、中小企業は兵糧が底をつくのも早い。

 政府は緊急経済対策で雇用維持の企業に対する補助も検討されているが、企業の「調整弁」の発動はすでに始まっており、一刻の猶予もない。「不当な扱いを受けている人たちの声を吸い上げ、一緒になって政府に窮状を訴えていきたい」

 と菅野実行委員長は話している。(本誌・小島清利)

※週刊朝日オンライン限定記事