11日は晴れの祝日ですが、九州から東海は猛暑日など危険な暑さも。関東周辺や九州の一部で朝夕を中心に雨が降る見込みです。山のレジャーは天気の急変に注意しましょう。

この記事の写真をすべて見る

★山の天気 天気が急変しやすい

関東甲信、東海と九州では、大気の状態が不安定になるため、山沿いを中心に、にわか雨が発生しやすい見込みです。空を見て、目が届く範囲にカリフラワーのような白く輝く雲が現れたときは、空の変化に気をつけながら行動するのがポイントです。tenki.jpスマホ版で、赤マークなどの発達した雨雲が付近にないか、激しい雨は近くにないかなど確認しましょう。少しでも危険性を感じたら、まだ登山の途中の方でも勇気をもって引き返す決断をしたいものです。

★危険な暑さ 熱中症を防ぎましょう

★山は快適か肌寒いくらい
山の日の予想最高気温は、標高が2000メートルを超える山々では、日中の高い時間でも20度以下というところがあります。麓ではというと、35度以上の猛暑日になりそうな所が、東海から九州を中心に予想されています。
39度は大分県日田。以下県庁所在地を中心に、38度は佐賀・山口。37度は本・京都。36度は福岡・大分・長崎・松山・高松・広島・岡山・大阪・奈良・岐阜。35度は鹿児島・高知・徳島・鳥取・和歌山・神戸・大津・名古屋・津。
中でも、40度に迫る勢いの大分県日田は、きょう35度以上なら猛暑日連続16日目(今年通算22日目)になってしまいそうです。
★熱中症は周りの方が気づかいを
熱中症は手当が遅れると、生命が危険にさらされる懸念があるといわれています。
乳幼児や子どもの場合、身体の不調を自ら発信しにくく、高齢者も若い時に比べて変調に気づき難いとされます。
こうした方が身の回りいる方は、様子に目配りをして上げて下さい。
時々は水分を補給させることやエアコンなどを適度に使って暑さを避けているかチェックするなど、周りの方の気づかいが大事なポイントです。
暑さが続いているから、もう暑さに慣れたなどと過信せず、あなたご自身も、どうぞ注意をなさって下さい。

★広い範囲で晴れ 急変も

北海道から九州、沖縄まで、晴れる所が多い一日です。
関東周辺は、湿った空気の影響で雲の多い天気ですが、日中は夏空が顔を出して、強い日ざしが照り付けるでしょう。湿った空気と日ざしと高温は、夕立を起こしやすくなります。太陽が高くなった頃から日没後2~3時間までが、最も夕立の置きやすい時間帯ですからご注意ください。お出かけになる方は、念のため雨具の用意をされると安心できるでしょう。