会場にはピカチュウのコスプレをした人が多く見られた
会場にはピカチュウのコスプレをした人が多く見られた

 日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット90」(コミケ)が8月12日 、東京ビッグサイトで開幕した。

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 コミケは、1975年に始まったマンガや小説・ゲーム・音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催。2015年冬は3日間で約52万人を集めている。毎回、50万人以上の参加するため、各マスコミの注目度も例年上がっており、海外メディアも多く集まっている。

 この夏も灼熱の太陽が照り付ける中、限定グッズや同人誌を求めるファンらが、開場前から長蛇の列を作った。今回は、2020年東京オリンピックに向けてビッグサイト拡張棟工事が開始されることを受け、西地区の使用方法が大きく変わる。企業ブースが1日目・2日目の開催となり、3日目には同じホールにサークルが配置される予定だ。

 そして、コミケといえば、国内外から集まる数千人規模のコスプレイヤーも見どころのひとつ。今年はスマホゲーム「ポケモンGO」の影響で、ピカチュウのコスプレをする人の姿が多数見受けられた。社会現象になるほどのゲームは、コミケにも影響を及ぼしていたようだ。

 コミケは14日までの3日間にわたって開催される。(ライター・渡辺恵理)