写真のイタリアンハーブサラダのように、ベース野菜が緑なら、赤、黄、白などの色とりどりにカスタム素材を、サラダボウルや大皿に美しく盛り付ければ、おもてなしサラダに
写真のイタリアンハーブサラダのように、ベース野菜が緑なら、赤、黄、白などの色とりどりにカスタム素材を、サラダボウルや大皿に美しく盛り付ければ、おもてなしサラダに
目新しいものが大好きな女子にピッタリの「女子会サラダ」も
目新しいものが大好きな女子にピッタリの「女子会サラダ」も

 健康や美容のために、毎日野菜は摂りたい。しかも、できれば美味しく食べたい。それなのに食卓に並ぶサラダは、グリーンサラダとポテトサラダのローテーション……なんていう人のために、今NYで大人気の「カスタムサラダ」を紹介したい。

 カスタムサラダとは、ベース野菜にその他の野菜やチーズ、ナッツ、手作りクルトンなどのトッピングや、チキンソテー、自家製ツナなどを組み合わせて、好みのドレッシングと自由に組み合わせて楽しむもの。組み合わせを決めたら、いつものように食べるのもいいけれど、細かく刻んだり、ジャーに詰めたり、おもてなし用にキレイに盛りつけたりと、様々なスタイルで楽しむことができる。

 料理研究家であり、フードコーディネーターとしても活躍する柳瀬久美子さんが監修したレシピ本『カスタムサラダ』(朝日新聞出版)は、定番スタイルだけではなく、サラダのいろいろな食べ方が紹介している。例えば、定番のシーザーサラダは、ロメインレタスをベースにトッピングはクルトンとパルメザンチーズと2種類くらいが通常だ。でもそんな普段のシーザーサラダに、チキンソテーをカットしてのせ、セミドライプチトマトをちらすだけで贅沢なご馳走サラダに大変身。さらに「ロメインサラダ=シーザーサラダ」の固定概念を捨てて、にんじんのタリアテッレ、ツナ、長ネギのマリネをのせ、パルサミコドレッシングをかければ、全く表情が違うサラダに生まれ変わるのだ。チキンの代わりにベーコンを乗せた『ローストシーザー』もいい。

「葉物野菜」「実・芽・花野菜」「根菜・茎菜・いも」「穀物」といった、様々なベース野菜にぴったりの組み合わせも紹介しているので、それぞれの特徴をつかんで、自分スタイルの「カスタムサラダ」を楽しんでみては?

■ローストシーザー(2~3人分)のつくり方
 熱したオリーブオイル大さじ1でにんにく1かけ分を炒めて香りを出し、棒状に切ったベーコン100gを焼いて取り出す。軸を残したまま縦半分に切ったロメインレタス1個を両面焼いて器に盛り、ベーコン、スライス&すりおろしたパルメザンチーズ、刻んだドライフィグをのせてシーザードレッシングをまわしかる