小池栄子(c)朝日新聞社 @@写禁
小池栄子(c)朝日新聞社 @@写禁

 かつては巨乳グラドルのカリスマ的存在だった小池栄子(34)。今や名脇役としての確固たる存在感をみせている。

 放送中のNHK朝の連続ドラマ「マッサン」でもマッサンとエリー夫婦を温かく見守り、職人気質の夫を支える八澤ハナ役を好演し女優としての評価も上昇中だ。

 2008年に公開された映画『接吻』では、ヨコハマ映画祭をはじめ、毎日映画コンクール、日本映画批評家大賞、日本映画プロフェッショナル大賞などで主演女優賞を受賞した。その後、『八日目の蝉』『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』などでの演技で第85回キネマ旬報ベスト・テン・助演女優賞を受賞するなど、女優としてのキャリアを積んできた。

 だがその一方で、周囲は何かと不穏な空気に包まれていた。

「12年6月には事務所の社長が自殺。私生活では夫で格闘家の坂田亘が飲食店経営の際の借金について裁判で支払い命令が下り、それ以外にも借金があるなど心配事が多かった」と話すのはスポーツ紙記者だ。

 1月31日には所属事務所の「イエローキャブ」が業務を停止し、自己破産申請の手続きに入ったことも明らかになった。

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