そんななか、YouTubeでダイエットや体調管理について語ったのが島崎遙香だ。AKB時代にはセンターも務め、卒業後は女優として活躍している。

 彼女は6月に投稿した動画で、まず、中3のとき、46キロから38キロ(身長158~159センチ)までダイエットしたことに言及。高1でAKBに入ったあと、リバウンドしてしまい「衣装さん」から「痩せなさい」と言われたことを機に、再びダイエットに取り組んだ。

 その方法は炭水化物や糖質、脂質を控え、低カロリーの食事に徹するというものだ。

「揚げ物は食べない。お弁当に白米が入ってたとしたら、半分とか半分以下、気持ち食べる程度だったり。ジャガイモとかバナナとかも炭水化物だから。卵もね、意外とカロリー高かったりするんですよ、煮卵とか。全部カロリーを調べたり、見たりとかして」

 その結果、自身のベスト体重とする42キロに戻せたという。ただ、その後「疲労や精神的なものが重なって」38キロまで落ち、ネットで「激痩せ」が取り沙汰されたりした。そこから45キロ近くまで増えたあと、現在は43.8キロとのことだ。

 AKB時代、握手会などでの塩対応が話題になったが、彼女は基本、自分に正直な人なのだろう。積極的に愛嬌をふりまかない分、うそをつくのも嫌いなようで、この動画にもそんな人柄があらわれている。最初のダイエットについては「まねしてほしくない」、激痩せが騒がれた時期には「病院でも栄養失調と言われた」と、その弊害についても警鐘を鳴らしており、そのあたりを踏まえて視聴すれば、健康的に痩せるための参考にもできそうだ。

 そしてもうひとり、YouTubeでかつての葛藤を語ったのが、元・モーニング娘。の尾形春水(おがた・はるな)だ。現役時代、こちらもネットで「激痩せ」が騒がれた。当時、35キロ(身長158センチ)まで減らしたという生活について、6月に投稿した動画で詳細を明かしたのである。

次のページ
「痩せたら推してもらえる」