昨年、多くのファンに惜しまれつつ最終回を迎えたドラマ「きのう何食べた? season2」(テレビ東京)。年末年始の「何食べ」スペシャル版を待ち焦がれたファンも多かったはず。ロスに苦しむファンをそのままにはしておけないと、season1から出演するマキタスポーツさんが「何食べ」の現場を振り返った。
【写真】「きのう何食べた?」に出演が決まったときにネットが沸いたのはこの「王子」!
【後編はこちら:ドラマ「きのう何食べた?」の現場は「ケンジとのセッションのよう」マキタスポーツが語る現場秘話】
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俳優・西島秀俊と内野聖陽ダブル主演のドラマ「きのう何食べた?」はシリーズ累計945万部(電子版を含む)突破のよしながふみ氏による同名漫画が原作だ。2LDKのマンションに同居する、料理上手で几帳面かつ倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん/西島秀俊)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ/内野聖陽)の日々食を通して、男性2人暮らしの人生の機微を描く。
マキタスポーツさん演じる三宅祐は、ケンジが所属する美容室「フォーム」の店長。ケンジとは美容学校時代の同級生で、気心の知れた仲だ。
マキタさん自身もドラマのアツい人気は、肌で感じていたという。
「『きのう何食べた?』を見ています、と声をかけられることがよくあります。『何も起きなくていいドラマでしょ!?』と僕が話しかけると、『そうなんです!』って盛り上がります」
マキタさんは“三宅”として、2019年4月の「season1」、20年のお正月スペシャル、21年の劇場版、23年秋の「season2」と「何食べ」に続けて出演、ファンの皆さんならすっかりおなじみだろう。
当初出演のオファーがきたときは、マキタさん、なんと自分よりも“適役”の人物が思い浮かんだという。