新幹線の旅のお供「シンカンセンスゴイカタイアイス」

「あの硬さを味わうことができなくなるかもしれない……」。

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 人手不足などにより東海道新幹線のワゴン販売が10月末で終了するというニュースが流れ、“硬すぎる”アイスの行方に注目が集まっている。

 そのアイスとは、同新幹線のワゴン販売で買うことができる「シンカンセンスゴイカタイアイス」のことだ。正式名称は「スジャータ アイスクリーム」だが、そのあまりの硬さゆえにTwitter(現・X)で話題になり、上記のような愛称がつけられた。

 ワゴン販売終了の報は、各方面に“衝撃”を与えている。駐日ジョージア大使のティムラズ・レジャバ氏もその一人だ。

「ワゴン販売がなくなるということ自体がショックです。ワゴン販売がある、というだけで新幹線の旅のワクワク感が増しますからね。『スゴイカタイアイス』は私自身大好きで、同乗者がいると『本当においしいから食べてみて!』と必ず勧めていました」

駐日ジョージア大使のティムラズ・レジャバ氏 在日ジョージア大使館提供

 同氏の「スゴイカタイアイス」との出会いは10年以上も前にさかのぼる。

「10代後半から20代前半の頃に初めて食べました。とにかく濃厚で美味しかった。材料にもすごくこだわっている。新幹線でしか食べることができないというプレミア感もありますよね」 

 今年8月、レジャバ氏のアイスに関する投稿が話題を呼んだ。

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唐澤俊介

唐澤俊介

1994年、群馬県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。朝日新聞盛岡総局、「週刊朝日」を経て、「AERAdot.」編集部に。二児の父。仕事に育児にとせわしく過ごしています。政治、経済、IT(AIなど)、スポーツ、芸能など、雑多に取材しています。写真は妻が作ってくれたゴリラストラップ。

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