台風14号(ムーランティ)は、15日21(午後9)時、中国大陸南部「華南」で、熱帯低気圧に変わりました。

9月10日(土)午後3時、フィリピンの東の海上で発生した台風14号(ムーランティ)は、12日(月)21時には、中心付近の最大風速が毎秒60mの「猛烈な」強さになり、13日21時には、中心気圧は890hPaまで下がりました。900hPa以下になったのは3年ぶりでした。台湾や中国本土に大きな影響を及ぼしましたが、大陸に上陸後は衰弱傾向となり、15日21(午後9)時に熱帯低気圧に変わりました。この時点での中心気圧は1002hPaでした。
これまでの主な経過は、下記の「関連リンク」にまとめました。
※台風の強さは最大風速で区分されており、 「強い」は最大風速毎秒33m以上、「非常に強い」は最大風速毎秒44m以上、「猛烈な」は最大風速毎秒54m以上となっています。