70年前にGHQが残した啓蒙メモから読み解く日本民主化のビジョン 作家の太宰治は戦後、混迷の中で必死に生きる日本人の姿を描いた。その一つの短編小説「眉山」に、ある少女のエピソードが登場する。 安保法制戦後70年 週刊朝日 9/2
「突然棒で殴られた」フィリピン残留日本人 戦争に翻弄された人生 日本人移民といえばブラジルなどの南米を思い浮かべる人が多いのではないか。しかし、戦前はフィリピンへも多数の日本人が渡って、農業や商業の分野で成功し、安定した暮らしを営んでいた。彼らの多くは現地に溶け込んで妻をめとり、家族をもうけていた。 戦後70年 AERA 8/29
海老名香葉子 東京大空襲、そして三代目・三遊亭金馬との出会い語る 1945年8月15日の戦争終結から、今年で戦後70年を迎える。エッセイストの海老名香葉子さん(81)は、家族を奪った東京大空襲の悲惨さをこう振り返る。 戦後70年 週刊朝日 8/24
「命どぅ宝だよ」 知花くららの祖父に残る日本兵への怒り 終戦から70年が経ち、減っていく戦争経験者たち。モデルで国連WFP日本大使の知花くららさん(33)の祖父、中村茂さん(86)は、沖縄戦で米軍の捕虜となったひとりだ。当時、住民は「捕虜になるのは恥」だと教えられていたため、集団自決をしようとしたが、中村さんは生き残ったのだ。かつて戦場だった森の中を歩いていたとき、知花さんの背後で突然立ち止まって「生き残って申し訳なかったなあ」と言ったという。その意味とは。 戦後70年 週刊朝日 8/15
「私を殺して!」 知花くららの祖父が生き残った沖縄戦 モデルで国連WFP日本大使の知花くららさん(33)は沖縄出身。那覇市に住む祖父、中村茂さん(86)は、沖縄戦での集団自決の生き残り。これまで沖縄戦のことを、祖父になかなか聞けなかったという知花さん。戦後70年の今年、当時の詳細なできごとや祖父の思いをじっくりと聞いた。 戦後70年 週刊朝日 8/15
戦場のような学校、愛犬も供出 子供たちが体験した戦争 戦時中、国は多産を積極的に奨励。子供たちは空腹に耐えながらも国を信じ続けた。軍のために食料や燃料を集め、家族同然のペットも差し出した。編集部に寄せられた読者の体験談から、もうひとつの戦場で彼らが生きた記録をたどる。 戦後70年 週刊朝日 8/14
独占インタビュー吉永小百合さん「戦争はだめ、核もだめ」(後編) 戦争の犠牲者に祈りを捧げる夏を迎えた。戦後70年。焦土からの驚異的な復興と、平和な社会をつくりあげながら、安全保障政策で今、日本が岐路に立つ。戦後に寄り添い、数多くの映画に出演してきた吉永小百合さんが、戦争の愚かさ、平和の尊さを語った。 原発戦後70年 週刊朝日 8/14
独占インタビュー吉永小百合さん「戦争はだめ、核もだめ」(前編) 戦争の犠牲者に祈りを捧げる夏を迎えた。戦後70年。焦土からの驚異的な復興と、平和な社会をつくりあげながら、安全保障政策で今、日本が岐路に立つ。戦後に寄り添い、数多くの映画に出演してきた吉永小百合さんが、戦争の愚かさ、平和の尊さを語った。 戦後70年 週刊朝日 8/14
天皇の平和主義と安倍首相戦後70年談話 8月15日のおことばに神経を尖らす官邸 8月6日、戦後70年談話に関する有識者会議が提出した報告書の内容に、首相周辺は驚きを隠せなかったという。 安倍政権戦後70年皇室 週刊朝日 8/14
戦地に散った球児たち(6)<作家・木内昇> 昭和8(1933)年、延長25回に及ぶ伝説の準決勝で敗退した明石中。大投手の楠本保(14~43)を温存、2番手の中田武雄(15~43)が登板したのはなぜだったのか。ともに慶応大へ進み、楠本の妻が嫉妬したほど仲が良かった二人。戦地での最期も、連れ立つかのようだった。 2015夏の甲子園戦後70年 週刊朝日 8/8
大谷翔平 その先へ 米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」[特別報道記録集](11月7日発売)やAERA 2024年11月18日号(11月11日発売)で大谷翔平を特集しています。 大谷翔平2024
アメリカ大統領選挙2024 共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(60)が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。 米大統領選2024
本にひたる 暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋#にぴったりな企画が盛りだくさんな1冊です。 自分を創る本
戦地に散った球児たち(5)<作家・木内昇> 昭和8(1933)年、延長25回に及ぶ伝説の準決勝で敗退した明石中。大投手の楠本保(14~43)を温存、2番手の中田武雄(15~43)が登板したのはなぜだったのか。ともに慶応大へ進み、楠本の妻が嫉妬したほど仲が良かった二人。戦地での最期も、連れ立つかのようだった。 2015夏の甲子園戦後70年 週刊朝日 8/8
藤井元財務相 終戦後の泣ける甲子園エピソードとは… 終戦からちょうど1年で復活した全国高校野球選手権大会。地方大会開始後に中止が決定された昭和16(41)年の第27回大会以来、5年ぶりの開催となったが、甲子園球場は占領軍によって接収されていたため、第28回大会は会場を西宮球場に移して開かれた。 2015夏の甲子園戦後70年 週刊朝日 8/7
昭和天皇も「参加」した防空壕工事 宮内庁は1日、「玉音放送」の原盤とともに、天皇がポツダム宣言受諾を決断した「御文庫(おぶんこ)付属室」の画像を初めて公表した。城郭研究家の藤井尚夫氏によれば、その地下防空壕(ぼうくうごう)の工事には昭和天皇も参加したという。藤井氏に聞いた。 戦後70年皇室 週刊朝日 8/6
100歳の現役記者が語る この国が犯した「憲法9条」の大きな過ちとは? 安全保障関連法案が衆議院を通過し、7月27日より、参院での審議が始まった。しかし、そこで否決、もしくは採決されないまま60日を越えたとしても、再び衆院に戻されて3分の2以上が賛成すれば法案は成立する。 戦後70年朝日新聞出版の本 dot. 8/6
「戦争は勝っても負けても同じ」元軍国少年の被爆者が語る 一瞬にして広島と長崎の街の姿を変え、20万人近くの命を奪った原爆。戦争が二度と起きないように、そして原爆が二度と落ちないように──。被爆者の祈りは年を重ねるごとに強くなっている。 戦後70年 週刊朝日 8/6