怪人・寺門ジモンにフォーカス! 水道橋博士配信ライブ「アサヤンvol.7」イベントレポ 〈BOOKSTAND〉|AERA dot. (アエラドット)

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怪人・寺門ジモンにフォーカス! 水道橋博士配信ライブ「アサヤンvol.7」イベントレポ

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『常連めし! 奇跡の裏メニュー』寺門ジモン 太田出版

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 5月10日(月)、お笑いコンビ・浅草キッドの水道橋博士が、配信ライブ「阿佐ヶ谷ヤング洋品店vol.7」(通称:「アサヤン」)を東京・阿佐ヶ谷のイベントスペース「阿佐ヶ谷ロフトA」にて開催。同ライブは、かつて浅草キッドがMCを務めたテレビ東京系列バラエティ番組『浅草橋ヤング洋品店』(通称:『浅ヤン』)になぞられて開催されたもの。イベントの様子は配信サービス「ツイキャス」を使ってリアルタイムで届けられました。


 7回目となる「アサヤン」では、ダチョウ倶楽部の寺門ジモンさんの「怪人」ぶりにフォーカス。「怪人・寺門ジモン一代記」と題して、人気番組『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!』(日本テレビ系/以下、『お笑いウルトラクイズ』)の裏側や、寺門さんの知られざる一面を明らかにしました。同ライブには、水道橋博士とゲストの寺門さんのほか、司会としてジョニー小野さん、元『浅ヤン』チーフディレクターの高須信行さん、無法松さん、エル上田さん(エル・カブキ)が登壇しました。


 寺門さんが登場してスクリーンに『お笑いウルトラクイズ』の映像が流れると、さっそく当時の撮影裏話が飛び出しました。彼らが「今のテレビでは流せない」と表現する危険な企画を多数おこなっていた『お笑いウルトラクイズ』の撮影は、当時のお笑い芸人たちにとって「戦地に送られるような気持ちだった」「(オファーが来ると)赤紙が来たって言っていた」と水道橋博士は振り返ります。これを受けて寺門さんも「出演した仲間はみんな戦友」「俺はステーキを食べて、『もう死んでもいい』(という気持ちで臨んだ)」と同意しました。


 そうした背景もあり、命がけで撮影に臨んでいたダチョウ倶楽部ですが、最初の出演ではあまり爪痕を残せず、水道橋博士いわく、4、5回目の出演で頭角を現したそうです。そのきっかけは、実は「業界のご法度」をおかしたことだったと寺門さんが告白。


 とある企画で、ビートたけしさんが「このままではつまらないから」と井手らっきょさんに提案した内容を、ダチョウ倶楽部がフライングでおこなうというタブーをおかしたそうで、それが意外にもビートたけしさんにウケたのだと言います。その後、ビートたけしさんから「次、ダチョウ俱楽部いけ」と声がかかるようになり、寺門さんは「あれがなかったら俺たちにチャンスはなかった」「ギャンブルだったんだけど、人生にはそれが必要だったのかもしれない」と語りました。


 当時のダチョウ俱楽部を知る水道橋博士と高須さんも、このエピソードには驚いた様子。高須さんは「たけしさんのかっこいいところは、(業界のご法度とか)関係ないんですよね。おもしろかったら笑うんですよ」とコメントしました。


 配信では他にも、ダチョウ俱楽部の「どうぞ、どうぞ」や「聞いてないよー」などネタの誕生裏話をしたり、吉井和哉さんや忌野清志郎さんとのコラボ楽曲を振り返ったり、ダチョウ倶楽部をメインにしたケツメイシ『友よ~この先もずっと...』のMVを視聴したりと、ダチョウ倶楽部のこれまでのさまざまな活動が伝えられました。




ケツメイシ『友よ~この先もずっと...』MVのワンシーン


 続いて話題は、寺門さんの「怪人」としての一面に。会場には、子ども時代から今に至るまでの寺門さんの伝説が書かれた「寺門ジモン年表」が配られ、配信では内容の一部が紹介されました。マンガ『空手バカ一代』に描かれた修行内容を6年かけてすべて実践したこと、9歳まではコウモリのように足で鉄棒にぶら下がれていたこと、人生で5回も熊と対峙したことなど、さまざまな話が飛び出します。


 また、原生林に住んでいたという寺門さんのエピソードには、無法松さんやエル上田さんも半信半疑ながら興味津々です。寺門さんから「木に助けられたことはあるか。雨のときに木が傘になってくれたことは」と質問されたエル上田さんは、「木の下で雨宿りをしたことはあります」と至極まっとうな返答をしたものの、寺門さんはこれを「お前はバカか」と一蹴。


 寺門さんは普段から木の根を踏まないよう気をつけながら歩いているそうで、そうした行動を心がけていないと木に助けてもらうことはできないと言うのです。「木に助けられる」なんて不思議な話に感じるかもしれませんが、大自然をこよなく愛し、好きなものを徹底的に研究する寺門さんだからこそ「木が助けてくれた」と感じる、こんな体験をしたそうです。


「雨が降る前は気圧が変わるんです。葉の位置が下がったり締まったりするんです。それが1枚なら気づかない。都会は木が少ないから。でも原生林にいると、その変化が同時に起こるわけ。そうすると木が動いたようにしか見えない。だから『雨が降るなあ』って葉っぱが動いてくれて、俺を守ってくれるって意識に変わるわけよ」(寺門さん)


 原生林の生活で培ったサバイバル力は都会にいても衰えることはなく、今でもイベント会場に早めに入って脱出ルートをシミュレーションする、海洋問題を学び天変地異に備える、総理大臣や自衛隊の動向をチェックするなど、万が一の事態でも生き抜く方法を常に考えていると言います。


 また、ずば抜けた収集癖も寺門さんの魅力のひとつ。これまでにクワガタ、たまごっち、「G-SHOCK」、スニーカーなど、さまざまなものを集めてきた寺門さん。集めるだけにとどまらず、生産者のもとへ足を運んだり徹底的に研究したりするところが、怪人たるゆえんです。2時間を超えるイベントでは、まだまだ紹介しきれないほど「怪人・寺門ジモン」のエピソードが語られました。




エサやりだけで1日が終わるほどクワガタを飼っていたことも。


 配信の最後には、当時オンエアできなかった『お笑いウルトラクイズ』の貴重映像が公開される場面も。終始、寺門さんの多面的な魅力が伝わってくる、笑い溢れる配信となりました。


 なお、イベントの様子は、ツイキャスで5月24日(月)23時59分まで見ることができます。


【関連リンク】

ツイキャス(阿佐ヶ谷ヤング洋品店vol.7」)

https://twitcasting.tv/asagayalofta/shopcart/72285


(記事提供:BOOK STAND)

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