20の質問に答えるだけで、自分の性格が客観的にわかる「ディグラム診断」。フジテレビ系「性格ミエル研究所」など、多数のテレビ番組やメディアで取り上げられていることから、「自分もウェブで診断してみたことがある」という方もいるのではないでしょうか?



 そんなディグラム診断の考案者である木原誠太郎さんとディグラム・ラボが10月20日、新著『75.5%の人が性格を変えて成功できる』をリリース。これまでのディグラム・ラボによる書籍では、人の性格が恋愛や仕事などでの行動にどう影響するかが大きなテーマでしたが、今回はさらに一歩踏み込んで「性格の変化」についても盛り込まれています。



「性格って、簡単に変わるものじゃないでしょ?」といった疑問の声もあるかもしれませんが、木原さんは本書で「本当に性格は変わります」と断言。その根拠として、次のような自身のエピソードを挙げています。



「かつて僕が会社員として働いていた頃、当初の波形は『M型』でした。(中略)『ノリが命のムードメーカー 肉食系の楽天人間』というキャッチフレーズからわかるように、飲み会などに顔を出しては人とワイワイ騒ぐのが大好きな人間でした」



「しかし、(註:ディグラム・ラボの)経営者となった以上、他人に指示を出して引っ張っていく必要があります。この『M型』のノリの良さは、少数精鋭で会社を回していこうと考えていた当時の僕にとって、致命的なものになりかねませんでした」



 そこで、経営者に必要な性格の要素を補おうと努力した結果、木原さんは周囲から、「会社員時代とは雰囲気が変わったね」などと言われることも増えたそうです。



 また、木原さんのように意識的に性格を変えようとしなくても、周囲の環境によって変化が起こることもあるといいます。それは、次のようなケース。



「学生時代などを思いだしてもらえばわかりやすいと思います。たとえば、最初は地味で黒髪・スッピンだった女の子でも、髪の毛を染めて派手なメイクをしているような女の子のグループと仲良くするようになると、みるみるうちに同じような外見になっていくものでしょう。また、ナンパに精を出し、チャラチャラした若者にしか見えなかった大学生が、金融機関系などマジメな会社に入社した途端におとなしくなるといったケースもあると思います」



 なお、自分の性格がいかなるものかを測るには、本書はもちろん、ウェブ上でも無料のディグラム診断が行われています。まずは、自身の性格を客観的に考察し、「なりたい自分になるために」どうすればいいかを、本書を元に探ってみてはいかがでしょうか。





ディグラム診断 

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