男女共々、何歳になっても何かと"サイズ"は気になるもの。書籍『日本人の平均 統計データにみるこの国の現在』は、そんな気になる日本人の平均的サイズについて詳しく紹介しています。



 まず、女性の「バストサイズ」。大きすぎても小さすぎても悩みのタネになる"やっかいもの"です。セクシャルヘルスケア商品の企画・開発・製造メーカーのエルシーラブコスメティックが2012年に全国47都道府県の女性を対象にバストサイズに関するアンケート調査を実施。それによると18道県がBカップとの回答がもっとも多く、17都県がCカップと答えた女性が多かったそうです。これからすると、日本人女性の"平均値"はB-Cカップといったところでしょうか。



 また同調査では、胸が大きい女性のいる地域も判明しています。それは、京都と岐阜。さらに、その地域を含む中部・近畿地方も全体的にバストサイズが大きめのようです。逆に埼玉は全国で唯一、Aカップが最も多い県。ただ、いずれもアンケート調査なので、正直者が多い地域か見栄っ張りが多い地域かで、結果が違ってくるかもしれません。



 一方、男性が気になるのは、もちろん「アレ」のサイズ。



 スペインのヘルスケアメーカー・アンドロメディカルが各国の医師にアンケートを取って調査した結果、日本人男性の一般的な大きさは勃起時13cm、弛緩時8cmだったそうです。この日本男児のサイズ、世界的に見て、どの程度なのでしょうか。



 調査対象の中で最も立派だったのはフランス人。なんと勃起時16cm、弛緩時でも12cmもあるとのこと......さすが愛の国の殿方です。しかし、お隣り韓国人男性は勃起時9.6cm、弛緩時6.9cmとやや小ぶり。また、ビッグサイズのイメージがあるアメリカ人の勃起時は12.9cm。なんと、わずかながら日本男児が上回っているのです。日本人男性も、結構、イケてるのです。



 同書では、こうした気になるサイズの他、様々なデータから抽出した「平均的日本人」の生活も紹介されています。



「朝、目覚めて13分後に布団を出、2分くらい歯を磨き朝食を食べて、1時間10分かけて会社に着く。7時間半働いたあと2時間くらいのサービス残業。帰り道は2日に1回ほどコンビニで500円くらいの買い物をし、帰宅後は30分以内の入浴中もスマホを手放さない。娘は9歳を前に一緒に入浴してくれなくなった。風呂から出たらニュースを中心に1時間48分テレビを見て、7時間49分の眠りで疲労を回復する。なにせ、熱が37.94℃以上ないと会社を休む気になれないのだ......」



 そんな奴はいない、と思いつつも、なんとなく納得してしまいそうになる"平均的日本人像"。さて、同書から見えてくる日本人の平均とは、このほかにどのようなものがあるのでしょうか。気になる方はご一読を。