ファミレス従業員の8割が外国人に? 政府が移民の大量受け入れを検討

BOOKSTAND

 政府が将来の深刻な労働力人口減の穴埋め策として、移民大量受け入れの本格的検討に入っています。内閣府は毎年20万人を受け入れることで、合計特殊出生率が人口を維持できる2.07に回復すれば、今後100年間は人口の大幅減を避けられると試算。しかし、この案に対しては強い反発もあり、今後、十分な検討が必要としています。



 年間20万人の移民を受け入れることで、労働力人口は担保できるかもしれませんが、そんなにも外国人が増えてしまうと、どのような世の中になってしまうのでしょう。なかなか具体的に想像できません。



 そんな未来の環境について、Twitterでの独特なツイートが人気のイギリス在住ライター・谷本真由美(@May_Roma)さんは、自著『世界のどこでも生きられる! 外籠もりのススメ』の中で、"日本の将来は、外国人労働者が増える"と持論を展開。そして、具体的にはこんな感じになるのではと、ざっくりとした状況を予想しています。



・保育園の先生が外国人

・バスの運転手が外国人

・日本料理屋の板前が外国人

・小学校の先生が外国人

・ホテルの従業員が9割外国人

・ファミレスの従業員の8割が外国人

・市役所の人が外国人

・法務省の人が外国人



 今まで日本人しか雇っていなかったような職場。たとえば高度なコミュニケーションが必要な仕事や、資格が必要な仕事でさえ外国人が担当するようになるというのです。



 我々、日本に住む一般の日本人からすると、谷本さんの"未来予想図"は少々、違和感を覚えます。しかし、移民の多い国では当たり前の風景なのです。



 まだ移民受け入れに慣れていない日本とは違い、 アメリカやカナダ、オーストラリアは移民国家としてその文化が醸成されています。また、谷本さんの住んでいるイギリスをはじめ大陸欧州でも移民は当たり前となっています。





「なんでこうなったかというと、やる人がいなかったから。別にガイジンを選り好みして雇ってるんじゃなくて、たまたまそれをやる人がガイジンだった。ただそれだけです」(同書より)



 移民の多い国では、フレキシブルに外国人労働者に対応しているのです。逆に外国人が日本に来て驚くのが、日本人ばかりの環境。先進国では働く人もお客もすべて自国の人というのは少数派であり、自国の人だらけの日本の光景は珍しいものでもあると、谷本さんは指摘します。



 なかなか受け入れがたい現実かもしれませんが、このまま指をくわえて労働力の減少を待っているわけにもいきません。2060年には、働く人が現在の半分近くになってしまうという研究結果も出ています。今一度、このテーマについて掘り下げてみたいところ。あなたは外国人の移民について、どう考えますか?

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