これまで数多くのビジネス書を手がけ、世界的にも広くその名が知られている経営コンサルタント、スティーブン・R・コヴィー博士。彼の著書の中でも『完訳 7つの習慣』は「いい社長」になるための教科書とも言われ、全世界で3,000万部、国内で180万部以上を売り上げています。来る3月28日、この名著を抽選で限定2,000名の日本の社長にプレゼントするというキャンペーンがスタートするそうです。



 同書をはじめ、ビジネス界をけん引する経営者に必要なメソッドや考え方を自身の著書で提唱してきた、コヴィー博士。特にこの『7つの習慣』は、ビジネスで成功するための人としてのあり方、組織を正しい方向へ導くための行動、人生そのものをより良く生きるための原則など、リーダーとしてのあり方、考え方、行動を「習慣」としてまとめています。



 また、コヴィー博士は、社長やビジネス・パーソンに必要不可欠な「リーダーシップ」の権威としても有名で、歴代のアメリカの大統領や、大手企業の経営者たちが、コヴィー博士に教えを乞ってきたことはあまりにも有名です。



 国政、都政となかなか安定感のあるトップが現れない日本において、「リーダー」といえば政界ではなく、ビジネス界で活躍する人物を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。昨年末、産業能率大学が行ったアンケート「社長が選ぶ 今年の社長2013」によると、508人の経営者が選んだ最優秀経営者、第1位はソフトバンクの孫正義氏。次いでトヨタ自動車の豊田章男氏、楽天の三木谷浩史氏と、国内でも屈指の敏腕社長が名を連ねました。



 では、彼らのように多くの経営者たちを魅了する"名社長"になるためは、一体どのような条件が必要なのでしょうか。コヴィー博士は、あるところでこうつづっています。



「企業や組織に古くから根づいた文化を転換させるという偉業、つまり長期的な成長と繁栄、そして世界に対して貢献し続ける偉大な組織をつくり上げるような変革は、ほとんどの場合ある一人の選択から始まった」。そして、彼らには「まず自分のアイデンティティをしっかりと見極め、自分の長所や才能を発見し、それらを活用することで周囲や市場のニーズに応え、結果を出した」という共通項があると言うのです。



"名社長"と呼ばれる経営者になるためには、人格、知識、度量など様々な条件が必要と考えられますが、コヴィー博士が言うように「自らの人格に目を向け、信頼性を築くプロセス」も、そのうちの一つなのかもしれません。



 ベテランからビギナーまで、どんな社長にも参考になりそうな考え方がつまったコヴィー博士の『7つの習慣』。冒頭のキャンペーンは4月18日まで実施中です。この機会に一度コヴィー博士による社長のバイブルを紐解いてみてはいかがでしょうか。



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