一般人だけでなく、政治家までもが利用するになったTwitter。多くの漫画家もアカウントを持っており、ファンとの交流をはかっています。



 例えば、『スラムダンク』『バガボンド』の作者・井上雄彦氏には、262,833のフォロワーが、『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』の作者・うすた京介氏には239,346ものフォロワーが集まっています(7月22日現在)。



 Twitterでは、漫画家同士がフォローをし合うこともしばしば。突然、お絵かき合戦が始まることもあります。



 マンガに関するエッセイをまとめた書籍『マンガホニャララロワイヤル』の著者・ブルボン小林氏は、「出版に限らず、物を売る全ての団体は、以前からネットを意識している。やれホームページだ、ブログだmixiだとさまざまに『話題』になってきたネットだが、漫画に限って言えばもっとも相性がよかったのがツイッターだと思う」と持論を展開しています。



 さらには、漫画家のツイートばかりを表示させていると、少年ジャンプやマガジンの巻末目次ページを思い出すといいます。



 「漫画家たちの似顔絵と、横書きでわずかに述べられる近況の並ぶ、あれと同じフォーマットだから。あそこのページだけ一足先に"電子書籍化"したのである」(ブルボン小林氏)



 漫画好きの人の中には、同じような思いを持っている人もいるのではないでしょうか。