Tips(3)葉の色と形を生かして庭を一年中楽しむ


Tips3 葉の色と形を生かして庭を一年中楽しむ (撮影/大出英子)
Tips3 葉の色と形を生かして庭を一年中楽しむ (撮影/大出英子)

 ガーデニングをするからには色とりどりの花を楽しみたいのは当然。しかし、花が咲く期間は実はあまり長くない。それに対し、葉は落葉性ならば春から秋まで、常緑性ならば一年中茂り、しかも赤や黄、白や銀などの色とりどりのカラーリーフプランツや緑の中に白や黄の違う色が混じる斑入り植物などもある。形が丸い葉や細長い葉、大きな葉や小さく細かい葉などもあり、短い命の花を際立たせてくれる。大出先生は「寄せ鉢の中にカラーリーフやオーナメンタルグラスなどのグリーンを加えるだけで、バランスも整います」と言う。(構成/本誌・鈴木裕也)

大出先生おススメの「今が植えどき」植物/(左から)【ギボウシ】夏に白や薄紫色の花を咲かすが、開花時期は短い。春からはさまざまな葉色が楽しめ、日陰でもよく育つ。寄せ鉢の一つにぜひ 【サルビア類】写真は、サルビアゴールデンデリシャス。花の赤も美しいが、葉も注目。気温によって葉色が変わり、秋には黄金色に 【インパチェンス】日陰でも育てやすく、長く楽しめるのが特徴。写真は、ピンクのインパチェンスに葉の美しいレックス・ベゴニアをあしらった (撮影/大出英子)
大出先生おススメの「今が植えどき」植物/(左から)【ギボウシ】夏に白や薄紫色の花を咲かすが、開花時期は短い。春からはさまざまな葉色が楽しめ、日陰でもよく育つ。寄せ鉢の一つにぜひ 【サルビア類】写真は、サルビアゴールデンデリシャス。花の赤も美しいが、葉も注目。気温によって葉色が変わり、秋には黄金色に 【インパチェンス】日陰でも育てやすく、長く楽しめるのが特徴。写真は、ピンクのインパチェンスに葉の美しいレックス・ベゴニアをあしらった (撮影/大出英子)

週刊朝日  2020年6月19日号