【エステで自分磨き】「今日は顔、明日はおなか」と好きな部位を存分にケアできる。必死の形相でも、誰にも見られない! (撮影/吉川明子)
【エステで自分磨き】「今日は顔、明日はおなか」と好きな部位を存分にケアできる。必死の形相でも、誰にも見られない! (撮影/吉川明子)

 記者もフェイシャルエステを体験してみた。ウェアに着替えてセルフエステを開始。マシンの安全な使い方は初回体験でスタッフが丁寧に教えてくれる。タブレット端末で見られる施術動画もあるので安心だ。

 終了後、確実にリフトアップし、心なしか肌のハリも違う! 器具を自分で動かすからか、汗をかき、運動しているような感覚。変化をすぐ実感できるのもいい。

 会員は30~40代が中心だが、60代以上もいる。個室に一人きりなので、人に見られる気恥ずかしさもなく、顔やボディーの気になる部分のケアに専念できる。

 フラワーショップ・日比谷花壇(東京)では、6月に開始した定額サービス「ハナノヒ」が、予想以上の人気ぶりだ。利用者はスマートフォンの専用アプリ内でプランを購入し、全国86の系列店舗でアプリ画面を見せると生花を受け取ることができる。一番人気は月額1187円の「イイハナプラン」で、毎日、“本日の花”を1本もらえる。

【日常に花を】店頭でアプリを見せれば、花を受け取れる(ヒビヤカダン スタイル 新橋駅店で) (撮影/吉川明子)
【日常に花を】店頭でアプリを見せれば、花を受け取れる(ヒビヤカダン スタイル 新橋駅店で) (撮影/吉川明子)

「8割以上がこのプランの利用者。平均13.5日のご利用なので、約2日に1回のご来店頻度になります」(同社ホームユース事業推進タスクマネージャーの谷真由美さん)

 気軽に花屋に来てほしいという思いから、店舗受け取り方式にした。イイハナプランでは花が決まっているが、サクハナプラン(3987円)だと、月6回まで1回1300円分の花を選べる(他のプランもあり)。

「お得な料金設定ですし、イイハナプランで花を飾るのが好きになった方も、これらのプランに移行されています」(同)

 家具、インテリア用品のサブスク「airRoom(エアルーム)」もまた、昨年10月の開始以降、利用者が急増中だ。家具一式揃えるのは費用がかかるが、月額で借りることができれば便利。しかも送料と組み立て料は無料!

「20~30代が約6割で、利用が多い家具はベッドとソファです。賃貸物件の更新時期である2年間の利用を想定していますが、季節ごとに家具を変えて楽しまれる方もいます」(運営会社エラリー代表取締役兼CEOの大薮雅徳さん)

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