【10】パルミジャーノレジャーノ×日本産ウイスキー


イタリアを代表するハード系チーズ。パスタ等におろしかけることで日本でもおなじみだが、実は酒のおつまみにもピッタリ。「長期熟成で生まれるグルタミン酸が、いっぱい詰まっています。樽香が漂うウイスキーとの相性は抜群です」。コクのあるチーズを、近年海外で評価が急上昇している日本産のウイスキーでいただきたい

【11】サンシモン×ピルスナービール
スペインで作られる燻製チーズで、円錐形をしているのが特徴。「加熱処理をしないナチュラルチーズを燻製にするのは非常に難しいため、とても希少な存在のチーズなんですよ」。日本で一般に飲まれているピルスナータイプのビールとは「永遠不滅の高相性!」。ビールを飲みつつ、香ばしくも甘みのあるチーズをつまむ手が止まらない

[左]サンシモン×ピルスナービール/[右]パルミジャーノレジャーノ×日本産ウイスキー (撮影/写真部・松永卓也)
[左]サンシモン×ピルスナービール/[右]パルミジャーノレジャーノ×日本産ウイスキー (撮影/写真部・松永卓也)

【12】ブリヤサヴァラン×冷酒
仏ブルゴーニュを代表する最高級フレッシュチーズ。あまりの豊潤さに白木さんは「まるでレアチーズケーキのようです」と感嘆した。「クリーミーで爽やかな酸味があって、口の中でとろけていきます。それをキリッとした冷酒がすっきりまとめてくれるんです」。なお冷酒にはハード系のグリュイエールも合うので、そちらもお試しを

ブリヤサヴァラン×冷酒(撮影/写真部・松永卓也)
ブリヤサヴァラン×冷酒(撮影/写真部・松永卓也)

【撮影協力】「サロンド・テ・チーズ王国」東京都立川市栄町4-16-1/営業時間:10:00~19:00/定休日:火、不定休あり

(取材・文/本誌・菊地武顕)

週刊朝日  2019年3月15日号