吟之丞くん(提供)
吟之丞くん(提供)

 ペットはもはや大事な家族。読者とペットの愛おしい日常のひとコマをお届けします。今回の主役は、の吟之丞くんです。

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「猫飼おうか」と息子がふと言ったのをきっかけに、元野良であるオス猫を迎えました。名前は吟之丞といい、今年3歳になります。

 昔実家に猫がいたので、猫と暮らすのは初めてではありません。それでも一応本を読み、飼っている人に話も聞きました。

 しかしやって来た猫は、想像をはるかに超えるヤンチャでおしゃべりで、人間が大好きで仕方ないといった子でした。

 歩く人の足元にまとわりつき、肩に飛び乗り、ずっとニャーとかナオーンとか話しています。

 おもちゃで遊ぶのも一日15分を数回と本で読んだのですが、1時間に及ぶこともあります。

 戸惑ってばかりいたのは初めの数カ月で、ネットを見て、犬みたいに人懐こい猫もいることを知り、安心しました。1年近くたった今はお互いの生活習慣に慣れ、楽しく暮らせるようになりました。

 ただ、お外を見ると出たくなるようなので、窓に脱走防止の柵(さく)を付けることにしました。玄関も金網の手作り扉で、今のところなんとか脱走防止できております。

 猫を飼うということは楽じゃないけれど、とても楽しく癒やされるというのが今の気持ちです。

吟之丞くん(提供)
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 ずっと、一緒に寝てくれないなぁと残念に思っていましたが、寒くなったらさくっと布団に入ってきました。早く起こされても一緒に眠れる幸福感には変えられません。

 そんなにお世話しないよと言っていた娘も、爪切りなど率先してやっています。息子は、すごくたくさん遊んだ日から部屋の前で出待ちされるようになりました。

 何をしても結局可愛い、賢いと言われ、家族に可愛がられております。

 猫が幸せだと、家族も幸せになります。(静岡県磐田市/56歳/会社員)

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原稿は800文字程度で、ペットのお写真(2枚までOK)を添付のうえ、下記メールアドレスまでご送付下さい。

必ず名前、住所、年齢、職業、電話番号のご記入をお願い致します。

尚、掲載は本コーナー(外部配信含む)と「週刊朝日」の誌面となります。謝礼は6千円。

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週刊朝日  2023年4月14日号