(c)2020
(c)2020 Lotus Production s.r.l. - 3 Marys Entertainment

 映画「離ればなれになっても」が今月30日からTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開される。監督はイタリアとハリウッドの両方で活躍する「幸せのちから」のガブリエレ・ムッチーノ。イタリアの映画界では、巨匠エットーレ・スコラ監督の1974年の名作「あんなに愛しあったのに」へのオマージュと絶賛され大ヒットした。

【写真】映画「離ればなれになっても」の場面カットの続きはこちら

 1982年ローマ、16歳のジェンマは同級生のパオロと恋におちる。彼の親友のジュリオとリッカルドと共に、はじけるような青春の時を過ごしていた。ところが突然、母親を亡くしたジェンマは、ナポリの伯母の家に引き取られてしまうことに。

 89年、ベルリンの壁が崩壊した年、大学を卒業した3人の男たちの人生も変わり始める。ジュリオ(ピエルフランチェスコ・ファビーノ)は国選弁護人になり、パオロ(キム・ロッシ・スチュアート)は臨時教員として働き始め、リッカルド(クラウディオ・サンタマリア)は映画界へと進む。そんな彼らはある日、別人のように変わってしまったジェンマ(ミカエラ・ラマツォッティ)と再会するが。

本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)

次のページ