なつくん(左)とゆずちゃん(提供)
なつくん(左)とゆずちゃん(提供)

 ペットはもはや大事な家族。読者とペットの愛おしい日常のひとコマをお届けします。今回の主役は、のなつくんとゆずちゃんです。

【写真】心が通じ合っている? 仲の良い兄妹猫の「シンクロ率100%」風ショットはこちら

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 わが家のなつくんとゆずちゃんはとっても仲良しです。

 友人の旅行中に飼い猫を預かる機会が何度かあり、猫との生活のとりことなって、わが家にも猫を迎えようと決めました。

 せっかく迎えるなら、引き取り手のいない命をつなぎたいと、里親募集サイトをのぞきました。そこで出会ったのが、当時推定2歳だったグレーのなつくん(6歳)とキジトラのゆずちゃん(6歳)という兄妹猫です。

 最初、ふたりのうちグリーンの瞳が美しいゆずちゃんだけを迎えるつもりで保護主さんの元に行きました。

なつくん(左)とゆずちゃん(提供)
なつくん(左)とゆずちゃん(提供)

 ところが実際に会うと、一緒にいたなつくんも表情豊かでとても可愛らしい。さらに生まれてからずっと一緒の、とっても仲の良い兄妹だと聞き、到底引き離すことはできないと思いました。こうしてふたり一緒に迎えることになったのです。

 わが家に来てからも、ふたりは何をするにも一緒。並んでお外を眺め、おもちゃで楽しく遊び、お互いをグルーミングします。眠る時もひとつのクッションでまあるくなっていたり、猫用ベッドで隙間なくぴったりくっついていたり、体の中に磁石でも入っているのかなと思うほどです(笑)。

なつくん(右)とゆずちゃん(提供)
なつくん(右)とゆずちゃん(提供)

 顔を洗うタイミングやあくびをするタイミングも同じだったりして、シンクロ率がとても高いので、心が通じ合っているのでしょう。

 ふたりをお迎えしてから私の趣味はカメラになりました。いろいろな表情を見せてくれるふたりを撮るのが楽しくて、ハードディスクはふたりの写真でいっぱいです。

 なつくんとゆずちゃんのように、たくさんの猫さんにも幸せが訪れるといいなと願っています。(兵庫県西宮市/42歳/会社員)

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週刊朝日  2022年9月16日号