ペットはもはや大事な家族。読者とペットの愛おしい日常のひとコマをお届けします。今回の主役は、犬のチャコちゃんです。

【写真】こんな姿見たことない！ 枯れ葉をやさしく抱えて立ち上がる猫

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　6年前、当時小学6年生だった娘が、ふと入ったペットショップで子犬を抱っこさせてもらい、そのあまりの可愛さに犬を飼いたいと言いだしました。犬を飼うということは、その子の生涯の間、命に対して責任を持つということでもあり、とても悩みましたが……。結局、娘に命の大切さを話し、犬をわが家に迎えることにしました。

　ただ、抱っこさせてもらったペットショップの可愛いワンちゃんではなく、以前実家で飼っていた犬を譲渡してくれた保護団体さんに、今度子犬が入ったら教えてくださいとお願いしておきました。

　ペットショップの可愛い子犬の裏には、物のように扱われる繁殖犬がいることも知っていましたし、保健所で殺処分される命を一匹でも助けることができたらとの思いからでした。

　そしてわが家にやって来たのが、赤茶色が印象的な推定生後6カ月のガリガリのチャコでした。

　茨城の山で保護され、保健所につれてこられたそうで、うちに来た頃は怖がりで、コンクリートの道ばかりの家のまわりの散歩はNGでした。近くの公園など土や緑の多い場所だとどうにか歩いてくれました。

　今、高校生になった娘は部活が忙しく、お散歩はもっぱら私の役目。チャコは、運動不足の私と一緒に公園や山などを散歩してくれる大切なパートナーになりました（写真、雌、6歳）。

　散歩大好き、ドッグランでは遊び上手。茨城の山で小さい頃兄弟といっぱい遊んでいたからなのかなぁなど色々想像しながら、毎日楽しくチャコちゃんと散歩しています。わが家に来てくれてありがとう！！　チャコちゃん！！（相模原市緑区／52歳／主婦）

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※週刊朝日 　2021年12月17日号