料理研究家の黒田民子さんが教える「家つまみでひとやすみ」。今回は「かぼちゃのサラダ」。

【作る際のワンポイントアドバイスはこちら】

かぼちゃのサラダ (撮影/写真部・松永卓也)
かぼちゃのサラダ (撮影/写真部・松永卓也)

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黒田民子(くろだ・たみこ)/1947年生まれ。料理研究家。All About「ホームメイドクッキング」ガイド。旬の素材を生かした家庭料理のレシピが幅広い世代に支持されている。趣味は美術館巡り
黒田民子(くろだ・たみこ)/1947年生まれ。料理研究家。All About「ホームメイドクッキング」ガイド。旬の素材を生かした家庭料理のレシピが幅広い世代に支持されている。趣味は美術館巡り

 10月末はハロウィーンですね。いままでとくに意識はしていなかったのですが、最近は日本でもお祭りムードが高まっているようです。そこでちょっと便乗! テーブルがパッと明るくなるカボチャサラダで食卓にハロウィーン気分を取り入れてみませんか? レーズンの甘みがあるので、小さなお子さんにも喜んでもらえますよ。

 カボチャは切って種を取り、電子レンジでやわらかくします。加熱後に皮をむくと簡単です。これを適当な大きさに切ってフォークで粗めにつぶしてください。完全につぶさないほうが、ホクホクとした食感が楽しめます。

 そしてカボチャに塩、胡椒、レモン果汁で下味をつけます。これに塩もみした玉ねぎとキュウリ、レーズンを加え、マヨネーズとヨーグルトを混ぜ合わせたら完成です。レーズンが硬い場合は水でふやかしてから使うといいですよ。

 味付けはマヨネーズだけでもいいけれど、ヨーグルトを加えると酸味も加わり、なめらかで食べやすくなるのでおためしください。

(構成/沖村かなみ)

◆かぼちゃのサラダ

【ワンポイントアドバイス】玉ねぎとキュウリは軽く塩を振って混ぜ、5分ほどおいてから水気をしっかりと絞る。(左) カボチャの皮は電子レンジでやわらかくしてからむいたほうが簡単にむける。 (撮影/写真部・松永卓也)
【ワンポイントアドバイス】玉ねぎとキュウリは軽く塩を振って混ぜ、5分ほどおいてから水気をしっかりと絞る。(左) カボチャの皮は電子レンジでやわらかくしてからむいたほうが簡単にむける。 (撮影/写真部・松永卓也)

【材料】(2人分) カボチャ1/6個、玉ねぎ1/2個、キュウリ1本、レーズン少々、A(塩・胡椒各少々、レモン果汁小さじ1)、マヨネーズ大さじ3、ヨーグルト大さじ1

【作り方】(1)カボチャは切って種を取り、600Wの電子レンジで約6分やわらかくなるまで加熱する。皮をむいて適当な大きさに切ってつぶし、Aで下味を付ける。(2)玉ねぎは薄くスライスし、キュウリは薄く細切りにし、塩もみして水気を絞る。(3)カボチャに(2)、レーズン、マヨネーズ、ヨーグルトを加えて混ぜ合わせ、器に盛り付ける。

【ワンポイントアドバイス】玉ねぎとキュウリは軽く塩を振って混ぜ、5分ほどおいてから水気をしっかりと絞る。カボチャの皮は電子レンジでやわらかくしてからむいたほうが簡単にむける。

週刊朝日  2021年11月5日号

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黒田民子

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黒田民子(くろだ・たみこ)/1947年生まれ。料理研究家。All About「ホームメイドクッキング」ガイド。旬の素材を生かした家庭料理のレシピが幅広い世代に支持されている。趣味は美術館巡り。

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