全米女子OPで日本勢プレーオフ 笹生優花の良さを丸山茂樹が語る (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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全米女子OPで日本勢プレーオフ 笹生優花の良さを丸山茂樹が語る

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

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丸山茂樹

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笹生さん、おめでとう! (GettyImages)

笹生さん、おめでとう! (GettyImages)

 丸山茂樹氏が全米女子オープンを制した笹生(さそう)優花選手や、国内男子ツアー初優勝の木下稜介選手の魅力を解説する。

【笹生優花選手の写真はこちら】

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 またまたすごいことが起こりましたね。最近のゴルフ界では「ジャパンブレーク」が巻き起こってます。

 海外女子メジャーの「全米女子オープン」(6月3~6日、カリフォルニア州サンフランシスコのオリンピック・クラブ)は日本勢同士のプレーオフになりました!

 こんなのもちろん、大会史上初ですよ。笹生優花さん(19)は最終日、トップに最大で6打差をつけられながら、粘って浮上してきました。そして畑岡奈紗さん(22)とのプレーオフ。規定の2ホールでは決着がつかず、延長戦となった末に笹生さんが勝ちました。なんと、史上最年少の優勝! 日本女子の海外メジャー制覇は1977年全米女子プロ選手権の樋口久子さん、2019年全英女子オープンの渋野日向子さんに続いて3人目ですね。

 笹生さん自身がコメントしていたように、このところ調子がよくなくて、この試合に出られただけでもよかったという状況だったみたいですね。でも、その中でも何試合か海外に行った試合で途中、途中にトップになった試合があったんですよね。身長166センチとスケールが大きいし、飛距離も十分。アメリカの広いゴルフ場に向いてるし、彼女のこれまでの歩みからして、海外での戦いの方が力を発揮しやすいんでしょうね。

 笹生さんはお母さんの故郷フィリピンで生まれました。日本で暮らしていた8歳のときにゴルフを始め、小学生のうちにお金の負担が少なく練習できるフィリピンに渡りました。語学にも力を入れて、日本語、英語、タガログ語、タイ語、韓国語に堪能だそうです。

 フィリピンの英雄であるプロボクシングの世界6階級王者、マニー・パッキャオ(42)もSNSで祝福のコメントを出してました。笹生さん、うれしいだろうなあ。彼女がフィリピン代表で東京オリンピックに優勝したら、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が出てくるでしょうね。彼女の場合はそういう人から祝福されても、自分の言葉で返せるじゃないですか。すばらしいですよね。


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