ベネチア映画祭で高評価 老いた父と家族の物語「海辺の家族たち」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ベネチア映画祭で高評価 老いた父と家族の物語「海辺の家族たち」

週刊朝日
監督 ロベール・ゲディギャン/キノシネマ立川高島屋S.C.館ほか全国順次公開中/107分 (c) AGAT FILMS & CIE ― France 3 CINEMA ― 2016

監督 ロベール・ゲディギャン/キノシネマ立川高島屋S.C.館ほか全国順次公開中/107分 (c) AGAT FILMS & CIE ― France 3 CINEMA ― 2016

監督 ロベール・ゲディギャン/キノシネマ立川高島屋S.C.館ほか全国順次公開中/107分 (c) AGAT FILMS & CIE ― France 3 CINEMA ― 2016

監督 ロベール・ゲディギャン/キノシネマ立川高島屋S.C.館ほか全国順次公開中/107分 (c) AGAT FILMS & CIE ― France 3 CINEMA ― 2016

 監督は、労働者階級や移民など社会的に弱い立場の人々の人生を描くことで評価され、ベルリン、ベネチア、カンヌの各国際映画祭の常連でもあるロベール・ゲディギャン。本作「海辺の家族たち」もベネチア国際映画祭で高い評価を得た。

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 パリに暮らす人気女優のアンジェル(アリアンヌ・アスカリッド)は、20年ぶりにマルセイユ近郊の故郷へと帰ってくる。家業である小さなレストランを継いだ上の兄のアルマン(ジェラール・メイラン)と、最近リストラされて若い婚約者に捨てられそうな下の兄のジョゼフ(ジャン=ピエール・ダルッサン)が迎えてくれる。兄妹3人が集まったのは、父が突然、倒れたからだ。意識はあるが、コミュニケーションが取れなくなった父と、思い出の詰まった海辺の家をどうするのか、話し合うべきことはあった。

 昔なじみの町の人々も巻き込んで、家族の絆が崩れそうになったその時、兄妹は入り江に漂着した3人の難民の子供たちを発見する──。

本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)

■渡辺祥子(映画評論家)
評価:★★★★
若い漁師に愛された大女優の「3日続くか半年か、20年かとりあえずやってみよう」という決断が素敵。フランスの港町、父が倒れて集まる3兄妹の今後を話し合う席に突然の恋や難民の子供の話が加わる人間味が嬉しい。


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