──もう一つの新曲「Change the world」はファンへの感謝を込めて全員で作詞をしたそうですね。少年だった皆さんが青年へと成長していくMVは本当に感動的でした。

全員:いやぁ……。

佐藤:あのMVは感動でした。グッときた。

松島:僕も何回見てもウルッときてしまう。デビューしたとき僕は13歳で。ビジュアルも声も今とまったく違いますし……平均年齢14.4歳だった少年たちがこうやって成長してきたんだという過程は、僕らの歴史を知ってる方はもちろん、最近、僕らを知った方にも楽しんでいただけるんじゃないかな。

菊池:詞は皆がそれぞれで書いてきて、それをディレクターさんがまとめる形でした。僕らはいいことも悪いことも、本当にいろんなことがあったグループで。だからこそ明るい曲調でいきたいねって話し合いをしてね。

佐藤:単なる「泣きソング」じゃなくそうと。僕は「笑い泣き」ってすごく素敵だなと思っていて。笑って泣ける、泣いてもまた笑える……そんなテーマから考えていったかな。でもシンプルにこの10年、僕らがどんなことを思って、これからどんなことを届けたいかストレートに詞にしました。

中島:僕らの苦労や思い出もストレートに描かれています。いろんなエピソードを乗り越えてきたからこそ生まれたリリックばかり。だから、お世話になった方々にもプレゼントして聞いてもらいたくて、今までで一番たくさん買っちゃうと思う。

──自分で買うこともあるんですか?

中島:CDを出すたびにお店に行ってます。箱買いすることもありますし。

佐藤:お店で買うの?

中島:そう。僕、好きなんですよ。店舗によってレシートに印刷されるデザインが違ったりもする。ファンの方たちはそういうのも楽しみだと思うし、気持ちを知りたくて。

松島:僕もそうですね。店員さんが手書きのPOPを書いて魅力をアピールしてくれたり、お店によってはファンの方の寄せ書きみたいなのもあったりする。それを見るのが本当に嬉しい。僕らのブースが年々大きくなっているのも感じますし。

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